新春イベント20112011/01/03 21:19

電車大好き!
電車大好き! posted by (C)Yongyi

昨日は暇を持て余して仕方がなかったのですが、今日は20年以上続いている高校時代の恩師のお宅へ同級生たちと連れ立って年始のご挨拶に行くのと、数年前から1月3日に開催されている地元の私鉄・上毛電気鉄道の新春イベントを見に行くなど、忙しい一日でした。

まずは午前中、上毛電鉄の新春イベント会場へ。

上毛電鉄は、群馬県の県都・前橋市と織物の街・桐生市を結ぶ全長25.4kmの小さなローカル鉄道ですが、関東地方では最古級の現役電車デハ101(昭和3年製)の他、数年前には東急電鉄から譲渡された、これまた古い電気機関車デキ3021(昭和4年製)などを保有していて、近年鉄道オタクの注目を集めている鉄道です。

私は同鉄道を幼稚園の時に通園で毎日利用していたことから、わずかながら鉄分が付着して現在に至っていています。一般人よりは若干鉄分がありますが、鉄オタほど濃くはありません。(キッパリ!)

イベント会場の大胡駅には、同鉄道の開業当初からの電車・デハ104や前述の元東急電鉄の電気機関車・元東武鉄道の貨車・テ241が展示してあり、カメラを構えた鉄オタがひしめいていました。

その中で、イッチョ前にデジカメを構えて電車を撮影している子供が目に留まり、「年端も行かないくせにデジカメなんぞ持って、生意気なガキだな」と思いながらも、なかなか絵になると思って上の写真を撮っていたら、隣から「ドモ…」と声を掛けられたので、声の方を向くと義弟が立っていました。

「あれ息子はどうしたの?」と私が義弟に尋ねると、「そこにいますよ」と指差した先には、先ほど私が「生意気なガキ」と称した甥っ子(小学一年生)が立っていました。

どこから鉄分を吸収したのかよく分かりませんが、今からカメラを手にして電車を追いかけまわして、末恐ろしい子供ではあります。

その後、30年来の友人で同鉄道に勤務するHに新年の挨拶をして一旦実家に戻り、昼食を食べ、恩師宅へ年始参りに行くため、友人たちと待ち合わせ。

恩師宅では、例年通り箱根駅伝の中継を観たり、互いの近況を報告しながら他愛もない話しをしていましたが、こんなことが出来るのも皆が無事であるからで、平凡ながらもまた新しい一年が始まったことを、あらためて実感しました。

夕食は家事の手間を省こうと、近所の和風ファミレスで食事。

帰宅後はテレ東の「完成!ドリームハウス」をツッコミを入れながら視聴。特に2件目の調布のお宅はツッコミどころ満載の家で、隣家の敷地にある木々の緑を愛でることを前提にして設計・施工しているのですが、数年後隣家の緑が無くなってマンションでも建てられたらどうなってしまうのだろうと、他人事ながら心配してしまいました。

私の家からそう遠くない(ネットの力は恐ろしいもので、例の巨大掲示板にはこのお宅の場所が示されていました)ので、数年後の変貌ぶりを見に行ってみようかと思っています。

そんなこんなで、正月3が日もあっという間に終了してしてしまいました。

(1月4日朝、高崎線の上り電車内で記す)