スナップショットの魅力 ― 2011/01/28 22:38
東京都写真美術館にて posted by (C)Yongyi
今朝会社へ向かう山手線の車内から、東京都写真美術館の垂れ幕の「スナップ」の文字が目に入り、何をやっているのか調べたところ、『[かがやきの瞬間]スナップショットの魅力』なる写真展をやっていることを知り、勉強(感性を磨く)のために会社帰り恵比寿で途中下車して立ち寄ってみました。
展示会場には、アンリ・カルティエ・ブレッソンや木村伊兵衛・桑原甲子雄を始めとした、古今東西のスナップ写真の名手の作品150点ほどが展示されていました。
作品はどれも魅力的なものばかりで、素材(被写体)そのものの魅力もありますが、絶妙なシャッターチャンスと構図の見事さが際立っていると思いました。
ポール・フスコの「ロバート・F・ケネディーの葬式列車」は、一見するとただの車窓からのスナップショットで、ブレたりボケたりしている写真が多いにも関わらず、思わず見入ってしまうのはなぜでしょう?一瞬自分にも撮れそうと思いがちですが、そう簡単には撮影出来ないところが、プロのプロたる所以だと思います。
一時間ほど見学し、「自分もいつかは観る人を惹きつけられる写真を撮影してみたい」と思いながら帰宅の途に着きました。
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