北京"超"短期留学blog(その17)2005/12/26 13:16

北京広播電視大学からの手紙

来了一封信!

早いもので、短期留学が終わって一ヶ月以上が経過しました。

帰国直後教室で撮影した写真を添えて、学校へお礼の手紙を出してからは、猛烈な忙しさに見舞われて、いつしかそのことも忘れかけていましたが、今日帰宅したら学校から一通の手紙が届いていました。拙い訳ですがこんな文章です。


○○(私の名前)さん:

こんにちわ!あなたの手紙と写真を受け取りました。
  私は既に写真を各先生とクラスメイトにあげました。
  私たちみんなうれしく、あなたにお礼を申し上げます。
  最近このところ私は忙しくて、あなたに返事を出すタイミングがありませんでした。スミマセン。
  北京の今の天気はわりあい寒く、気温は0℃から-8℃の間です。
  東京の天気はどうですか?こんなに寒いですか?
  身体に気をつけて、風邪をひかぬように。
  あなたは初めて私たちの学校に来て勉強したのに…(以下身に余る文章のため略)
  あなたがまた私たちの学校に来て勉強することを喜んで受け入れます。

北京にて。○○○(老師のお名前)
  2005年12月13日

北京"超"短期留学blog(その16)2005/11/17 13:14

北京首都空港 CA925便

回来了!

前日学校が手配してくれたタクシーで早朝7時に空港に到着。(タクシー代+高速代+電話予約代:計101元)

早々に手続きを済ませてゆっくり朝食でもと思ったら、チェックインカウンターで係員からトランクが「超重了!」(+5kg)と言われて、500元(50元/斤)を払う様に言われました。

中国語の本やCDが日本国内で買うよりも安いからと、調子に乗って買い込んだのが却って仇となりました。大バカものです。

超過料金を工面するため、慌てて空港内の銀行に戻って両替をするなどして、結局出発40分前くらいにようやく搭乗ゲートにたどり着くありさまで、朝食も早々に腹に詰め込んだ状態でした。

写真はようやくたどり着いたゲートで、とりあえずカメラに収めた帰りの飛行機(CA925便)です。


帰国後の感想

さて、今回の短期留学の成果ですが、授業の内容は日本で勉強しているのより簡単(!?)だったのでまぁまぁかなと思いましたが、とにかく日本語が全く使えない環境に身を置いて、質問された内容を理解して中国語で返答しなければならないのは、かなり緊張しましたしトレーニングの意味で有意義であったと思います。

これは授業だけではなく、各種の手続きや街中での食事や買い物、両替等でも言えることです。

おかげで聞く能力がだいぶ向上したように思いますし、実際老師たちとの会話も、ほぼ内容を理解して回答していたと思います。(聞くのは良いのですが、詞語が少ないのでうまく回答ができないと話したら、没問題だからゆっくり勉強を続けましょうと言われました)

発音については、日本で勉強したことの復習のようなもので、初日はとにかく基本的なこと(特に有気/無気音)や口の形を確認しました。

2日目以降は、似たような発音が混在する短文を読み、正しく発音できているかのチェックが中心でした。

私の場合、そり舌音の「r」と4声の下がり具合が弱いために、何回か繰り返し発声させられた以外は、基本的に大きな問題ないと言われました。

複数の老師が「発音は中国人の先生に習っているのですか?」と尋ねるので、その度に「日本人の先生です」と答えると、一様に驚かれたのは面白かったです。

最後になりますが、今回の短期留学に際して、多くの老師や同学們からいろいろなアドバイス、また北京では多くの方に忙しい中時間を割いてお供をしていただきました。あらためてお礼を申し上げるとともに、拙い文章を最後までお読みいただいた皆さんにもお礼を申し上げます。

北京"超"短期留学blog(その15)2005/11/16 13:13

荷物

帰国前日

昨日は疲れが出たのか体調が悪かったので、予定していた中関村へは出かけず、大事を取って静養していたおかげで、今日はだいぶ調子が戻ってきました。

授業最終日はいつもの通り、午前中は聴講、午後は個人レッスンを行い、学校の計らいで翌朝の空港までのタクシーを手配していただき、その確認をした後、お土産を買いに久しぶりに王府井へ出かけ、夜8時頃に宿舎に戻り早速荷造りをしましたが、結局使わない荷物が多かったこと!

例えばセータやマフラーは、北京の気候を考慮して持って来たものの、11月上旬くらいまでの気候なら、UNI○LOのフリースで十分しのげたので、結局1回も使用しなかったし、辞書2冊は仕方なかったとしても、参考書類は今回の授業内容ではまともに開くことはなかったです。

学校で数冊購入した課本や、自分でも購入した書籍や音像資料が結構場所を占拠して、既に相当な重さになっていて、エレベータがない宿舎で翌朝階下へ降ろす事を考えると憂鬱になります。

北京"超"短期留学blog(その14)2005/11/14 13:12

東直門駅の黒板

東直門駅の黒板

「鬼街」の四川料理店でL老師と夕食後、東直門から地下鉄で帰宅の途に。

今回の北京では、黒板の文字を数多く撮影しましたが、総じて地下鉄の黒板は文字や絵がきれいで、もっと撮影しておけば良かったのですが、この日はあいにく酔っていて手元がおぼつかなくなってしまっていたので、これ以外に撮影出来なかったのは残念です。

北京"超"短期留学blog(その13)2005/11/14 13:09

鼓楼東大街脇の小道

鬼街へ

約束の時間通りにL老師と会い、胡同巡りをしてから「鬼街」で夕食にしましょうということに。

写真は胡同巡りの最中見かけた、路上に山積みの白菜です。(「鼓楼東大街」脇の小道)

この通りを歩いて、小さなお菓子屋さんで老師に土地の名物?であるNai3(女へんに乃)酪をごちそうになりました。

辞書によるとヨーグルトの一種と言う事で、食感はプリンに近いものがありますし、注文したのが黄身の入ったものだったので、カスタードプリンの様な感じがしました。

北京"超"短期留学blog(その12)2005/11/14 13:08

933路バスの運転席

オンボロバス

この日の午後の個人レッスンは、老師との聊天儿でした。

テーマは「現在の仕事について」「中国語を勉強するきっかけは?」と言った事から「日本と中国の若者の生活について」「日本の首相の行動について」と言った、ちょっと社会的なことまで、とにかく中国語で一時間半もやり取りしなければならないのでかなり疲れましたが、何とか老師の質問については、辞書を引きながらも答えていたと思います。(と思って帰国後この日の授業の録音を再生してみましたが、「アー」とか「エー」とかばっかりでガッカリしました)

レッスン終了後は、東京の中国語会話教室でお世話になったL老師が、先週北京に帰国したので現地で会いましょうと約束していたので、待ち合わせ場所である地下鉄2号線の「鼓楼大街」へ。

写真は西直門へ向かう933路バスの運転席。私が北京で乗ったバスの中では一番オンボロだったバスです。

中央のオレンジの固まりは、エンジンのカバーですね。窓には「この車は消毒済み」のはり紙がありますが、そんなことより右側に電装部品/基盤類がむき出しになっていることの方が気になります。

北京"超"短期留学blog(その11)2005/11/13 13:07

西単

西単へ

馬蓮道の安売り部を見たあと、近くのバス停から西単行き直通のバスがある事が分かったので、それに乗って昨日に引き続き西単の「北京図書大厦」へ。そこで数冊参考書を購入し、連日歩き回って疲れたので早々に宿舎へ帰る事にしました。

地下鉄の入り口を探していたら、たまたま西直門行きのバスがある事が分かり、ちょうどそのバスが来たのでそれに乗って西直門へ行き、終点で乗り継いで四道口で降りて宿舎へ戻りました。

写真は西単の目抜き通りとでもいうのでしょうか。王府井がどちらかと言うと地方からのオノボリさんが多い「上野」のような雰囲気であるのに対して、こちらは若い人がたくさんいる「新宿」のように感じました。

北京"超"短期留学blog(その10)2005/11/13 13:06

北京馬蓮道茶城

馬蓮道へ

日曜日の今日は以前ネットで見かけた、西南部の馬蓮道にある「新華書店」の安売り部に、バスを乗り継いで行ってみました。

馬蓮道は、北京でも最大のお茶の専門店街だそうで、昨日のS小姐もお茶に興味があって、以前よく出かけていたそうです。

写真は通りで見かけた「北京馬蓮道茶城」。流石に城と言うだけあって、隣の家楽福(カルフール)馬蓮道店が小さく見えます。私はお茶よりむしろその上の看板「馬蓮道撮影機材城」が気になって、用もないのに足を運んでみました。

中はプロ用の機材から一般のデジカメ、それから日本ではほぼ死語となった「セコハン」を意味する「二手」のカメラ屋さんがたくさんの気を連ねていました。カメラ好きの方は一度足を運んでみるのも良いかも知れません。

さて、「新華書店」の安売り部は、件のカルフールの向かい側、お茶の問屋?さんが軒を連ねる場所の一角に潜んでいて、表通りからは注意しないと見落としてしまいます。

肝心の本については、まぁ安いのは事実なですが、何年積んだままにしてあるのか、焼けていたり砂埃だらけの本でちょっと残念。

それでも何か買って行こうと、小学生向けの反語辞典と、おそらく「積ん読」ことになりそうな、毛沢東の伝記の様なものを購入しました。

北京"超"短期留学blog(その9)2005/11/12 13:06

老舎茶館にて

老舎茶館にて(その2)

この日の演目は、まずお茶の入れ方を紹介する「茶道表演」。

続いて民謡と思われる歌が1曲。そのあと奇術、小品(漫才)、雑技、顔を一瞬のうちに変える伝統芸と、1時間半の間にいろいろな出し物があってなかなか楽しめました。

前日は2008年北京オリンピックの1000日前と言う事で、吉祥物(マスコット)「福娃」が発表されて、翌日には老舎茶館の中のお土産コーナーにマスコット商品が並べられていました。

この手の商品に弱い私も、「福娃」関係のイラストが書かれた商品を購入しようと思ったのですが、1つ買えば5種類全部そろえないと気が済まなくなる性分で、きりがないので諦める事にしました。

閉演後は,タクシーに乗って后海沿いの「イタメシ屋」で夕食した後、また日本で会いましょうと別れました。

北京"超"短期留学blog(その8)2005/11/12 13:05

老舎茶館にて

老舎茶館にて(その1)

出来上がった蔵書印を受け取った後は、中国語学習が縁で知り合った北京師範大学に留学中のS小姐と約会(デート)のため、西単にある北京最大の本屋「北京図書大厦」前で待ち合わせ。

夜は北京で人気スポットと言われている?后海で夕食しようとすぐに思いついたのですが、さて昼間はどうやって時間をつぶすか?で悩んでいましたが、前日にB先生や中国語教室のS老師から「老舎茶館へは是非行った方が良い」と言われたので、外を歩き回っても寒いし疲れるだけなので、のんびり過ごしましょうということで、まずは火鍋料理で腹ごしらえをしてから前门の土産物店を冷やかして、早めに老舎茶館に入りました。

写真は開演前の様子です。前の席には常連さんとおぼしき人が、お茶を飲みながらゆったり本を読んでいます。