圓朝まつり 20112011/08/07 21:32

芸人屋台の様子
芸人屋台の様子 posted by (C)Yongyi

この週末は、前日の新宿末廣亭に引き続いて、二日連続で落語関係で外出をして来ました。

「圓朝まつり」を見に行くのは、今年で2回目です。昨年はあの猛暑と大変な混雑ぶり(大袈裟かも知れませんが、余りの人の多さに少々酸欠気味になったくらいです)を思い出して、正直今年は行こうか行くまいか迷っていましたが、ある噺家さんのブログに、現在の形での祭は今年で最後になると書かれていたので、「ならば出掛けてみるか」と、重い腰をあげた次第です。

去年と同様、山手線の日暮里駅から谷中霊園を抜けて、9時ちょうどに祭り会場の谷中「全生庵」に到着。もう既に長蛇の列が出来ていて、もう少しで不忍通りまで達しようかという勢いでした。

開場時刻の9時半には列が動き出して、意外にすんなりと境内に入ることが出来、今年は「福扇」を購入しようと思い、売り場へ行ったところが、こちらも長蛇の列ができていて、後方は墓地の中を蛇行して並んでいるのには驚きました。

無事に目的を果たして、本堂の前へ行くとちょうど実行委員長・柳亭市馬師の奉納落語「ガマの油」がスピーカーから流れていました。

扇子お焚き上げ・来賓の挨拶の後、開会宣言でお客さんがいっせいに動き始めましたが、まぁとにかく朝から境内は物凄い混雑ぶりで、上から眺めるとまさに「芋を洗う」状態でした。

祭り会場の様子
祭り会場の様子 posted by (C)Yongyi

大勢の人をかき分けながら、お気に入りの師匠を見つけてはサインをお願いしたり、芸人屋台を覗いて歩きまわり、今年も寄席文字の色紙を求めようと「橘会」のテントへ行き、自分と実家に2枚「寿」の文字を書いて頂きました。

芸人屋台の様子
芸人屋台の様子 posted by (C)Yongyi

その後も境内をぶらぶらしていましたが、やはり寄る年波には勝てぬのか、暑さで疲れてきたので、12時半過ぎ早々に帰宅の途につきました。

我々は疲れたらすぐ帰ることも出来ますが、噺家さん達はホント大変ですな。特に三三師や喬太郎師・菊之丞師や白酒師などには、サインを求める長蛇の列ができていて、ご本人も大粒の汗を書きながら対応されていましたが、帰ったり休んだりするわけにいきませんもんね。「人気者はつらいよ」と言ったところです。

さて、前述の通り今の形式での祭はこれで終わりと言うことですが、来年以降はどうなるのでしょう?今後の実行委員会の発表に注目です。

サイン色紙・福扇
サイン色紙・福扇 posted by (C)Yongyi