マーラー没後100年2011/05/18 21:29

Mahler: Complete Symphonies

今日5月18日は、作曲家・指揮者グスタフ・マーラーが亡くなってちょうど100年目の命日です。

っと知ったようなことを書いていますが、実のところ今日の昼過ぎ辺りから飛び込んで来た、音楽関係者・レコードショップのツイートで、その事を思い出したわけです。

以前も記事にしましたが、去年は生誕150年・今年は没後100年のメモリアルイヤーで、レコードメーカー各社から、数多くのマーラーのCDが発売されています。

新たに発掘された音源もあれば、従来発売されていたものをまとめて再発売したりと、形態は様々ではありますが、中でも注目なのはEMI Classicsが発売した、クラウス・テンシュテット指揮・ロンドンフィルハーモニー管弦楽団による交響曲全集ではないでしょうか。

新譜2枚分くらいの金額で、交響曲第1番〜第9番、未完の第10番、大地の歌、それにライブ録音で交響曲第5番〜第7番の全16枚が一挙に手に入るのですから、これまで1枚1枚コツコツと収集されていた方には申し訳ないと思いつつ、本当に良い時代になったと思います。

テンシュテット指揮のマーラーは、これまでラストレコーディングの交響曲第7番のライブ録音しか持っていなかったので、この全集が発売されるとの情報を入手して、とにかく値段の安さに惹かれたのと、既に持っているバーンスタインの全集(DG盤)と聴き比べてみようと思い、すぐに予約注文しました。

先日商品が届いたばかりで、現在暇を見ながら少しずつ聴いている最中ですが、とにかく枚数が多いので、全て聴き終わるには、まだ当分時間がかかりそうです。