「コダクローム64フィルム」販売終了2006/12/30 17:17

コダクローム64フィルムとCONTAX T2

先日ネットサーフィンをしていてタイトルの情報を知りました。

今年は国内のカメラメーカーのほとんどが銀塩カメラ市場から撤退したり、カメラ・フィルム事業から撤退するなど、写真産業・文化における一つの区切りの年でもあったような気がします。

私が中学生の頃、写真雑誌の広告を読み、なけなしの小遣いをはたいて初めて購入したリバーサルフィルムが「コダクローム64フィルム」でした。

リバーサルフィルムはラチチュードが狭く、特にコダクロームは厳密でしたから、露出のことなど何も考えずカメラのメーター任せで撮影していた私は、半分以上が露出オーバーかアンダーで、フィルムの無駄遣いをしてしまいましたが、それらの映像も今となっては貴重な記録になっています。

在庫がなくなり次第販売終了とのことなので、おととい思い出に2巻購入し、同時にデジカメの陰で長い間眠っていた「CONTAX T2」にもう一花咲かせてあげようと、消耗していた電池を入れ替えて現役復帰、年末年始の様子を撮影してみようと思っています。