おくやみ ― 2006/11/24 23:35
今日は、その昔何度も繰り返し観た映画に関係した人の訃報が2件飛び込んできました。
1人はMGMミュージカル映画の黄金期に欠く事の出来ない作家、ベティ・カムデンさん。
代表作は数々あれど、先ず挙げておくべき作品は、やはり名作「雨に唄えば(1952)」でしょう。
雨の街角でジーン・ケリーが唄い踊るシーンばかりが有名ですが、そのあとに展開するMGMミュージカルお得意の劇中劇や、脇役ドナルド・オコナーの名演技も見逃す事は出来ません。ストーリーと歌や踊りの配分が絶妙で、底抜けに楽しい作品です。
もう1人はフランスの男優フィリップ・ノワレさん。 代表作の一つ「ニュー・シネマ・パラダイス(1989)」は、今更説明の必要はないですね。
どちらも全ての映画ファンに捧げる、後世に残すべき作品と言って過言ではありません。合掌。
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