100%ムネオナイト2006/02/24 00:09

THE MUNEO HOUSE

23日の夜、渋谷で「100%ムネオナイト」なるイベントが開催されるとネットのニュースで知り、久しぶりに「MUNEO HOUSE」が気になって、あらためて調べてみると、2002年の春頃に1stアルバムが出されたんですね。

当時毎晩のようにネット上から音声データをDOWN LOADしていた事を思い出し、「あれからはや4年、月日の経つのは早いものだ」としみじみ感じました。

10番目のアルバムまでCDに焼いて保存しておいたのですが、いつの間にか散逸してしまい、昨晩探して出てきたのは1stから4thアルバムだけですが、やはり1stアルバムが一番まとまっている作品ですね。早速iTunesを介してiPodに保存しておきました。

「HOUSE MUSIC」なるジャンルや音楽を初めて聞いたのがこのアルバムですが、世の中にはこんな音楽もあるんだと、目から鱗が落ちる(少々大げさすぎますか)ほどの強い衝撃を受けました。

この感覚は、高校生の頃、せいぜい「ひょうきん族」や「ドリフ」程度のお笑いしか知らなかった私が、初めて「スネークマンショウ」を見た(私の場合LD(レーザーディスク)で「スネークマンショウ・楽しいテレビ」を見たのが最初です)時に受けた衝撃に近いものがあります。(よく判らない例ですね)

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番2006/02/24 23:20

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

今朝も早よから公共放送はオリンピック中継。一昨日?のオリンピック(スケート)中継は、早朝にも関わらず10数%の高視聴率だったとか。

私は天気やその他交通情報などが気になるので、生中継がある日は民放の朝の帯番組をザッピングしながら見ていますが、民放は民放で、朝からテンションの高い脂ぎっている親爺の顔や、下らない芸能情報・占いコーナーを見るのは、それはそれで辛いものがあります。

仕方がないので再び公共放送に戻ってみると、ちょうど村主選手の出番だったので、出勤支度をしながら観戦する事に。

曲は「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」。演技の流れや時間に合わせるために、いろいろ編集したのでしょうが、音楽が細切れ・パッチワークのような状態で、どうにもスムーズにつながらなくて、演技がどうこうよりも、この事ばかり気になって仕方ありませんでした。個人的にはフィニッシュが第一楽章の最後の部分ってのも、何か中途半端な感じがしているのですがね。(この感覚は、中国語を勉強している方には判っていただけるかも知れませんが、構造が単純な文章で、動詞の直後に"完了の了"を置いた場合の感じと言ったら判るでしょうか?まぁいずれにしても門外漢の戯言ってことでどうぞご勘弁を)

1992年(アルベールビル大会)の伊藤選手の頃からですか?ラフマニノフの曲が盛んに使われ出したのは。(あの時はピアノ協奏曲第1番の冒頭部分から始まって、途中から第2番になってクライマックスを迎えたと記憶しています)

最近はスケート大会のたびに、「またか」と言うくらいラフマニノフのメロディを耳にして、少々辟易としていますが、似たようなものに、最近の映画・TV・CFで感情的な盛り上がりを表現する時、決まってC・オルフの「カルミナ・ブラーナ」の冒頭「O Fortuna:おお、運命の女神よ」を流すのもワンパターンだなぁと思ってます。

さて、写真は同曲のCDで昔から定評がある名盤の1つ。ソビエトの巨匠リヒテルが ヴィスロツキ指揮ワルシャワPOをバックに演奏しています。カップリングは、誰でも一度は耳にしたことがあるでしょうチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。巨匠カラヤンが指揮するウィーンSOがバックを勤めています。

どちらも少々録音が旧く、低音が足りない感じですが、ぜひ一度聞いてみてはいかがでしょう?