「最終回」続きの週末2009/03/29 19:20

BRUTUS 2009 3/1号

最近テレビは週末夜の定時ニュースを観るくらいで、大抵ラジオを聞きながら何かをやっている生活が続いています。

考えてみれば子供の頃、家では朝からラジオをつけっ放しにして母親が家事やら内職をしているのを見て育ったので、その影響があるのかも知れません。

子供の頃から現在に至るまで、実家のラジオのチャンネルはTBSラジオ(他局に比べて電波の受信状態が良いためと思われます)で、その影響を受けて?私のラジオのチャンネルもTBSラジオに合わせています。

そんな私のラジオ生活の中で、この週末2つの名物番組が幕を降ろしてしまったのは大きな出来事でした。

1つは、先日も記事にしました「ストリーム」。

この番組は平日昼間の放送ですから、旗日でもない限り生放送を聞くことは出来ないのですが、Podcastシステムを採用しているおかげで、ダウンロードした音声データをiPodに取り込んで通勤時に聞くのが日課になっていて、ここ数年間の世の中の動きや流行はこの番組から得ていた、と言っても過言ではないほど重宝した番組でした。

名物コーナーの「コラムの花道」は、堅苦しい政治・経済・世界情勢ネタから、芸能・スポーツ・サブカルネタまで、メインパーソナリティーの小西克哉氏と松本ともこ嬢と、コメンテーターの絶妙な掛け合いで本当に楽しませてもらいました。

これまでにダウンロードして保存した音声データは、大事な宝物として後年暇になった時にもまた再生して楽しみたいと思います。

もう1つは「MDUバックグラウンド・ミュージック」。

キユーピー・バックグラウンド・ミュージック」以来、日曜の定番番組として親しんできた音楽番組でした。

今日はあいにく放送時間帯に出かける用事があったため、「radio SHARK」をタイマーセットして最終回を帰宅後再生して聞きましたが、最終回だからと感傷的になる事もなく、いつものように淡々と番組を進めるパーソナリティの若山弦蔵氏に、ある意味プロ根性を見せられた気がします。(一方の「ストリーム」のエンディングでは松本嬢が大泣きでしたが(苦笑)

おつかれさま5時です」以来耳慣れた、あの落ち着いた渋い低音のナレーションにまた会える事を期待しています。

どちらの番組もこのご時世「民放の宿命」で放送終了との事ですが、TBSラジオにとってこの2つの番組を失ったことは、大きな損失と個人的には考えています。

写真は少し前に発売されていた「BRUTUS」誌。表紙イラストの画家:山口晃氏は、本文記事によれば子供の頃TBSラジオをずっと聞かれていたそうで、思い出のラジオ番組が、私の聞いていた番組とほぼ同じで読んでいて思わず頷いてしまう内容です。

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