帰省(その7)2007/08/13 20:33

根古屋城温泉センター

お盆で帰省しても、特にお墓参りをするわけでもなく、さりとて空調の効いた部屋で一日うだうだしているのも勿体ないので、両親を連れて日帰り温泉へ出かけることにしました。

とは言っても、赤城山麓の有名どころはたいてい出かけてしまったので、今回は少し足を伸ばして、以前から気になっていた榛名山北麓の「根古屋城温泉センター」へ出かけてみました。

少し前に旅行番組で放送されていたので、もしかしたら入浴客でごった返しているのではないか?と半ば心配して出かけましたが、オープン直後に入場したためか、お客は我々の家族と一組の親子だけで、結局男湯は最期まで貸し切り状態。露天風呂からは眼下に吾妻川、遥か向こうには赤城山を眺めることができて、個人的には去年出かけた山梨県の「ほったらかし温泉」に匹敵する眺めだと思っています。

帰省(その8)2007/08/13 20:34

名水百選 箱島湧水

「根古屋城温泉センター」の後は、その近くにある「名水百選」の1つ、「箱島湧水」へ初めて出かけてみました。

予備知識も全くないまま出かけたので、湧き水はてっきり蛇口(もしくは竹筒の先端)からチョボチョボと流れ出ていると思っていたのですが、実際はかなりの勢いがある川から汲み上げていました。

水を汲みにくるための駐車場には、遠く中部地方のナンバーの車が泊まっていたりして、さすが「名水百選」の効果だなと思います。

たいていの人はせいぜい1ℓ程度のペットボトルで汲んでいましたが、中には業務用で使うのではないかと思うほど大量のポリタンクを一輪車(通称:ネコ)に乗せて来る人もいました。

水を汲んだ後は、榛名山麓の水沢うどんを食べて帰宅しました。

避暑2007/08/15 20:35

某図書館にて

お盆休み期間中実家に留まっていればクーラーがある上に、周囲に多く残る水田が天然のクーラーになって、少々の暑さは凌げますが、東京、しかも構造上クーラーが取り付けられないオンボロアパートに戻ってきますと、もぅどうにもなりません。

クーラー付きのアパートに引っ越せば解決する話ですが、本当に暑いのはせいぜいひと月くらいでしょうから、暑いだけの理由で家賃の安いアパートから出ることはないなと、そんなことを毎年考えているうち、いつの間にか夏が過ぎてしまいます。

しかし今日はここ数日来最も暑い日で、群馬の館林では40℃を超えたのだとか。その群馬で生まれ育った私でさえ、家では何もする気が起きないので、クーラーのある隣町の図書館へ避難し、帰省中の記事をまとめて書くことにしました。

さすがに涼しいと思考能力やタイピングの効率が上がります。おまけに近所に公衆無線LANと化したベースステーションがあるらしく、AirMacが反応してちょっとした調べものにインターネットが使たのはラッキーでした。


余談ですが、先日帰省した時に読んだ地元新聞には、今日から3日間をかけて、前橋からTDLまで自転車で走るイベントがあるのだとか。記事には今日は群馬県庁から館林市まで70kmと書いてありましたが、果たして彼らは無事初日の行程を走ることはできたのでしょうか?

木枠のニス塗り2007/08/16 20:36

木枠のニス塗り

先月愛車Countrymanの木枠に、水分による腐食が原因でニスが剥がれてしまった場所があることを発見したことを書きました。(記事参照

その時は乾燥させて腐食の進行を止める処置を施して、しばらく放置しておきましたが、このところの晴天続きで十分乾燥したであろうと判断して、ようやく今日炎天下の中ニス塗り(部分補修)を行いました。

(1) 先月ニスの剥がれを発見した時の様子。

(2) 今日剥がれた部分を触ったら、いとも簡単に剥がれてしまい、木枠の地肌が現れてしまいました。
   黒い部分はカビ(もしくは汚れ)と思われます。いずれにしても木枠本体が腐っていなかったのは幸いでした。(2001年の時は木枠が柔らかくなるほど腐りが進行して、やむなく相当量削ってしまいました)

(3) ニスが剥がれて現れた地肌の部分と周辺のニスの段差を、細目のサンドペーパーで滑らかにし、同時に黒いシミを削ります。

(4) 薄く溶いたニスを、周りの色調に近づくまで塗り→乾燥を繰り返します。
   と、書いてはみたものの、実際は白い地肌が見えてしまっていたので、なかなか簡単には行きませんで、写真のように明らかに補修した後がわかります。ただ過去の経験から、今後木枠全体のニス塗りを繰り返すうち、自然と周りの色調になじんでくると思うので、気長に構えています。

自動車ですから走らせてナンボで、たまにはCountrymanのドライブ記事でも書きたいとは思っているのですが、こんな記事ばかりで申し訳ないです。

日本のエンターテインメント半世紀展2007/08/17 22:13

日本のエンターテインメント半世紀展

連日の猛暑で外に出るのも億劫になりますが、さりとて外気温と大してかわらないアパートで、ただ無為な時間を過ごしているのもなんなので、渋谷の東急本店で前日から開催している「日本のエンターテインメント半世紀展」を見てきました。

「日本の」と銘打っていますが、要は「ナベプロ」創立50周年の歩みを紹介したもので、600円の入場料を払って中に入りますと、草創期のジャズバンドから始まり、ウェスタン・カーニバル、G.S、映画・テレビの各時代、だいたいキャンディーズが解散する頃までの写真パネルや当時の記録映像、楽器・衣装などを展示していて、当時を懐かしむ人達(ほとんどが私の両親と同じかそれよりも上の世代)で賑わっていました。

展示物には伝説の番組「大人の漫画」や「シャボン玉ホリデー」などの台本などの資料もあって、そこそこ楽しめましたが、正直ちょっと物足りないかな?(まぁ入場料からすればこんなものかな)と思いながら外に出てみたところ、「映像コーナー」なる一角があり、「シャボン玉ホリデー」の映像を大画面テレビで放映すると書いてあり、ちょうど始まるところだったので入ってみました。

懐古番組によくある、ハイライトシーンだけを集めたものかな?と思っていたら、なんとオープニングからエンディングまで、まるまる25分間放映するというのでビックリ!しかも3本用意して繰り返し放映するというのですから、涙ものの企画です。

今日は残念ながら1本だけ(「楽器で遊ぼう ピーナッツ」昭和39年8月23日放送)を見ましたが、それにしてもなんとも豪華な出演者とすばらしい制作スタッフ、全く古さを感じさせない内容で、現在の芸能人やスタッフで同様の番組を制作しようとしてもまず不可能でしょう。(かつての「今夜は最高!」がかろうじて雰囲気を残していましたが)本当にすばらしい記録映像で、(いろいろ権利問題はあるでしょうが)DVD化をして広く後世に残してもらいたいものです。

この「映像コーナー」を見るためだけに再度訪問しても惜しくはないと思っています。次回は弁当持参で行こうかな。(「映像コーナー」は入場無料です)

写真は今日の入場券の一部と、バックは10数年前に購入した「シャボン玉ホリデー(スターダストを、もう一度):五分一勇著」です。

生煎包2007/08/18 21:04

生煎包

渋谷でのイベントを見終えた後、新宿近辺で食事をしするため事前にネットで適当な中華屋がないか調べてみたものの、今ひとつ惹かれる店が見つからず、それでもまぁ行けば何か見つかるだろうと西武新宿駅周辺を歩いて何件か見つけたのですが、どこも今ひとつ入店するに気にならずぶらぶらするうち、何となく職安通りを渡って大久保通りへ抜ける狭い路地を歩いていました。

20年ほど前、山歩きを趣味にしていた頃は、この路地を抜け大久保通りを出たところにあった、今で言うアウトドアショップの元祖みたいな店(ICI石井スポーツ)によく通っていて、以前の記事で紹介した登山靴もそこで購入したもので、それ以来15年ぶりくらいに出かけてみたら、跡形もなくなっていて何やら建設工事が行われていました。(帰宅後ネットで調べたら、今年の3月末に移転したことを知りました)

さて、大久保通り沿いと言えば、言うまでもなく最近は数多くの韓国系の店に加えて、少なからぬ数の中華系の店もひしめき合って、独特の文字の看板や行き交う人々の会話から、日本にいながら異国情緒を味わうことができるなかなか面白い場所ではあります。

件の路地を抜けて大久保通りを東に歩きながら適当な店はないかと探しましたが、やはり圧倒的に韓国料理の店が多いなぁと半ばあきらめていたところに目にしたのが、「東方食府」なる中華料理店の看板。加えて奥に「上海焼き饅頭」の文字と「生煎包」の写真を目にして、引き寄せられるように店の中へ入りました。

食事は「西紅柿炒鶏蛋(トマトと卵の炒め物)」定食を、それと気になっていた「生煎包」を注文しました。

定食はサラダとデザートがついて750円。味は以前別の中華屋で食べた料理は塩分が強かったり、逆に甘さ強かったりしていたのですが、こちらのお店は適当なさじ加減で好感が持てました。また結構な量でこれだけでもおなかがいっぱいになってしまいました。

「生煎包」は、以前上海で目撃したもの(写真右)とほぼ同じと思われます。(5個で680円)

吉祥寺で食した「焼小龍包」は齧ると中から肉汁が飛び出てきましたが、こちらの生煎包はそれに比べるとジューシー感はほとんどありません。本場の生煎包もこんな感じなんでしょうか?

昼少し過ぎに入店したので、まだまだお客さんが多くて忙しそうだったので、店員さんに話しかけるチャンスはあまりなかったのですが、ちょっと発音にr化が入っている感じだったので、もしかしたら北方系の人かもしれません。その辺りを確かめるのも含めてまた足を運んでみたいお店でした。

多摩湖サイクリング(その1)2007/08/19 20:34

「鹿島休憩所」にて

お盆休みはじめに自転車で帰省した以外は、あまりの猛暑で外出を控えてアパートや図書館で過ごしていたためでしょう、案の定体重が1.5kgほど増えてしまったので、久しぶりにレース用自転車を駆って多摩湖まで往復してきました。

アパートを出発した頃は薄曇りで比較的涼しかったものの、ほどなく太陽が出てきて気温がグングン上昇してきましたが、「多摩湖自転車道」は木々の下を走るため、直射日光を避け快適に走ることができます。

夏バテ気味なのか、単に体が鈍っていたからなのか、今日はちょっと足が重たかったのですが、時間に余裕があったので、思い切って2周してみました。写真は途中の「鹿島休憩所」多くの自転車乗りやジョギング・ウォーキングの人達が出入りしていました。
 (本日の走行距離:51.5km)

多摩湖サイクリング(その2)2007/08/19 20:34

百日紅

多摩湖自転車道の沿道に、「百日紅」の花が咲いていたので撮影してみました。

さて、お盆休みも今日で終わり。明日からはまた日常が始まります。残暑に負けずまた年末年始の連休を楽しみに(まだだいぶ先ですが)、がんばりたいと思います。

8月22日2007/08/22 22:50

向田邦子作品

今年もなんだかんだでこの日を迎えて、齢を一つ重ねてしまいました。年々加速度を増して時間が過ぎて行くのがよく分かります。

この間何か前進(変化)することがあったかと言われれば、正直何もなく、良くて現状維持と言いたいところですが、残念ながら衰退の一途をたどっているように感じられます。何とか現状を打破して飛躍の一歩を繰り出したいと日々思っているのですが、悩んでいるうちにまたあっという間に一年が過ぎてしまうのかも知れません。弱ったものです。

話は変わって、数日前に那覇空港で発生した飛行機事故は、あの惨状の中、乗客・乗員とも全員無事であったのは、本当に不幸中の幸いでした。

私も頻繁ではないものの飛行機を利用することがあり、毎回離陸前に緊急時の行動指針を見させられますが、これまではどうも単なる儀礼・儀式のようと言いますか、他人事のように思いながら漫然と見ていました。しかしあのニュース映像を見せられては、次回からは緊急脱出口の場所を含めてきちんと確認しよう、と感じた次第です。(まぁ一時的なものかも知れませんが)

飛行機事故に絡んで、26年前(1981年)の今日は、作家の向田邦子さんが台湾上空で飛行機事故に遭遇して亡くなられた日です。この前年にNHKで「続 あ・うん」が放送されたのを観て向田さんを初めて知り、ドラマの終了後すぐに原作本を読んで以来ファンになりました。

『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』などの脚本もさることながら、数多くのエッセイに独特の味わいがあって、ある時期集中して読んだことを思い出しました。そう思って部屋の奥の段ボール箱をひっくり返したところ、文庫本が10冊近く出てきました。この機会に時間を作って少しずつ読み返してみたいと思います。

友好祭2007(その1)2007/08/25 21:05

サムライ太鼓

過ぎ行く夏を惜しむかのように、8月最後の週末は各地で様々なお祭りが開催されています。

浅草では「浅草サンバカーニバル」、我らが中央線沿線の高円寺では「高円寺阿波踊り」などなど。そして多摩地区の米軍横田基地では、恒例の「友好祭」が開催されることをネットで知り、さらに調べてみたところ、基地内で働く自動車仲間のS女史が参加している「サムライ太鼓」の演奏が午前中にあるという事で、応援を兼ねて昨年に引き続き出かけてみる事にしました。

基地のゲートには9時過ぎに到着したものの、開門直後で受け入れ側の体制がまだ十分準備が整わなかったのか、20分ほど待たされたのち、持ち物検査を経て基地内へ入場。

太鼓の演奏まで若干時間があったので、「C-5輸送機」が展示されているかと期待して会場を見渡してみましたが、やはり来ていなくてちょっと残念。

開演少し前に格納庫内のステージでS女史に挨拶をして、終演まで演奏を見ていましたが、さすがに大柄で体格の良い向こうの人が参加しているためでしょう、力強い太鼓の演奏が繰り広げられていました。それにしても都合3曲を楽譜も何も見ず一糸乱れぬ演奏をするのは大したものです。