サイン&トークショウ2007/02/17 22:10

高円寺北二丁目町会会館

毎日ダウンロードして聞いているTBSラジオ「ストリーム」の月曜日担当:吉田豪氏の著作の文庫化を記念したサイン&トークショウが高円寺で行われるということを知り、開場の一時間程前に小雨の降る高円寺へ。

朝晩中央線を利用していながら、最寄り駅以外で途中下車をする機会はない(吉祥寺は例外)のですが、ただ高円寺だけは10年以上前に、北口のあるビルの建設工事に関わった関係で、一ヶ月近く毎日利用していたことがあり、イヴェントが始まる前に、かつてのビルがその後どうなっているのか見てみようと、記憶を頼りに近辺をうろついたのですが、周りの風景が一変して、しばらくグルグル探し回ってしまい、これじゃ不審人物と思われるなと思っていた頃、ようやく発見する事ができました。

私が通っていた頃は建設工事の初期段階で、タイルなどの外装工事もないコンクリート打ちっ放しの状態でしたから、見つけづらかったのは当然でしょう。

さて、そのあと腹ごしらえを済ませて会場となる「高円寺北二丁目町会会館」と言う公民館へ行くと、ちょうど開場したばかりで、すんなりと畳敷きの会場の比較的前の方に座る事が出来、続いてサイン会が始まりました。数多くの連載を抱えていて寝不足なのか、目が真っ赤になっていましたが、一人一人丁寧に応対していたのが印象的でした。

著者の吉田豪氏については、私は残念ながら前述のラジオ番組でのおしゃべりでしか接する機会がなく、また「プロ・インタビュアー」なる職業がある事すら知らなかったくらい全くの門外漢ですが、イヴェントが始まる頃には格闘技雑誌の連載等の愛読者と思われる若者を含め、狭い公民館が満員となるくらいのファンが押し寄せていました。

トークショウの内容は、今回の文庫本に掲載されている芸能人・スポーツマンを中心に、加えて金田正一氏をはじめとする、昭和のプロスポーツ選手のいい加減さや、記事にする上でカットされたり公共の電波に乗せる事が出来ない内容が次々に飛び出すなかなか楽しい内容でした。格闘技系の話には全くついて行けないので、そっち方面の話ばかりだとつらいなと心配していましたが、そちら系はそれほど出なかったのはうれしかったですね。

今日サインしていただいた文庫本については、追々時間を見て読むことにします。

写真は会場の様子。後で気がついたのですが、左側で傘をさしている人が吉田豪氏です。