のぼせもんやけん2006/09/25 22:27

大阪トヨタ架空販売、社員111人関与…組織的不正か

 社員らの名義で中古車の売買を偽装した自動車販売大手「大阪トヨタ自動車」の架空販売問題で、同社本社の元部長が在任中、大阪府豊能町の知人に架空の販売先として「名義貸し」を依頼していたことが、わかった。

 知人の家族分を含め、5年間に軽自動車39台、普通車3台を購入したとして、それぞれの名義で自動車登録されていた。同町では軽自動車は車庫証明が必要なく、登録などの手続きが簡単な軽自動車の大半が架空販売だったとみられる。(後略)

(2006年9月25日3時2分 読売新聞)

ネットのヘッドラインニュースで上の記事を目にしたとき、ふと思い出したのがコメディアン:小松政夫さんの著書「のぼせもんやけん」です。

小松さんが植木等さんの付き人兼運転手になる前、敏腕の自動車セールスマンだったのは有名な話ですが、先日文化放送のラジオ番組「大竹まこと 少年ラジオ〜明日にかけるハナシ」に小松さんがゲスト出演した時に、著書に関係した当時の思い出を語っていました。

その中でも特に感動したのは、営業所のノルマ達成の命を受けてお客様の所へ出かけた小松さんが、お客様と交わす約束の場面です。(ネタバレになるので詳細は書きませんが)

そんな話を聞いたあとで冒頭のニュースを見ると「少しは小松さんの爪のあかでも煎じて飲んだらどうだ?」と言ってやりたくなります。

この日の放送はポッドキャストで公開されたので、ぜひ皆さんにも聞いていただきたいと思ったのですが、文化放送は過去の放送分は保存していないのですかね?良い放送内容だっただけに残念です。