安曇野行き(1)2006/07/27 00:28

新宿駅にて

長かった梅雨もようやく出口が見えて来た様子ですが、関東地方は残念ながらもうちょっとおあずけだとか。

今日は長野県は安曇野にある、某電子機器メーカーへ出張してきました。

学校は既に夏休み。中央線の特急電車のホームには、長野方面へのビジネスマンに加えて、多くの旅行客・登山客が見受けられました。

安曇野行き(2)2006/07/27 00:29

大糸線 穂高駅にて

出張先の最寄り駅は、松本からさらに先の大糸線・穂高駅です。

松本駅を出て梓川を渡ったあたりから車窓に広がる広々とした田んぼや、その向こうに雄大にそびえる北アルプスなどを観ていると、本当に日本の原風景だなぁと思います。

出張先の方と話の中で、安曇野のあたりは建物の高さや外壁の色調が条例で決められているそうで、会社の看板も下手なものは表に掲げる事ができないと聞き、なるほどとあらためて感じました。

それに引き換えると、例えば国立駅の周辺の建築規制はほとんど有名無実化していますね。

ビバ!チャップリン2006/07/27 23:54

「THE GREAT DICTATOR(邦題:チャップリンの独裁者)」パンフ

このところ連日衛星放送でチャップリンの作品を放送していますが、今日は1940年の大作「THE GREAT DICTATOR(邦題:チャップリンの独裁者)」。

公開当時実在の人物(それも一国の首相・大統領)をコレでもか!と言うくらい風刺した内容、恐れを知らぬ映像作家魂に強い衝撃を受けた作品です。

1947年の「MONSIEUR VERDOUX(邦題:チャップリンの殺人狂時代)」と共に、戦争の悲惨さ・残酷さを伝える作品として、後世に残すべき作品と言えるでしょう。

全編中に見所は数多くありますが、なんと言っても中盤、主人公ヒンケルが世界征服を夢見て?不敵な笑顔を浮かべながら地球儀を操るダンスシーンは、この作品の白眉です。

写真は、チャップリン映画の上映権が切れる直前(1986年)に、都内複数の映画館で集中して上映していた際に購入したパンフレットです。中身は東和創立45周年(1973年)の《ビバ!チャップリン》の際製作したパンフの復刻版です。