青森出張2009/05/24 22:19

棟方志功記念館

この週末は珍しく休日出勤。しかも土日泊まりがけで青森まで出張し、市内のある工事現場に自分が手がけた製品の収まり具合を確認する事に。

青森を訪れるのは3回目。20数年前に先輩達と北海道へドライブした時と、13年前に一人で北海道へドライブした時にフェリー乗り場へ直行するために、東北自動車道とフェリー乗り場の間を走行したのみで、市内に長時間滞在したのは今回が初めてです。

仕事は私の担当分が早々に終了し、東京へ戻るまでにやや時間があったので、先輩と共に近所の「棟方志功記念館」を見学してみました。

記念館の駐車場には、高速道路料金の割引制度をフルに活用して青森まで来たのか、「所沢」や果ては「名古屋」ナンバーの車が停まっていました。

受付で500円の入館料を払い最初に目に入ったのが、大型テレビに映る生前の棟方志功氏を記録したドキュメンタリー映画。

制作中の様子を動画で観たのはこの時が初めてで、まるで早回し映像かと思うような速さでダイナミックに筆を走らせたり、彫刻刀で木を彫る様子に、しばらく目が釘付けになりました。

その後展示室へ移動し、数々の作品を観て歩きましたが、なんと言っても代表作「釈迦十大弟子」の実物を見学出来ただけでもここへ来た甲斐がありました。

時間に余裕があれば、ゆっくり一つ一つの作品を見学したかったのですが、私一人ではなかったのでやや後ろ髪を引かれる思いで、記念館をあとにしました。(板画まんだら 棟方志功の世界

さて、青森へ来たからには一度訪問してみたかったのが、青森が生んだもう一人の版画家「ナンシー関」さんの生家。

生家はガラス屋と言う事は著作から知っていましたし、インターネット上にお店の情報が公開されていて、幸い宿泊したホテルが生家まで歩いて行ける場所だったので、日曜日の早朝散歩がてら出かけてみました。(実は土曜日の夕方、現場からホテルへ移動する途中の車からもお店を目撃していたのですが、まさか生家を見たいので車を停めてくれとは言えなかった(まず常人には理解されないと思った)ので、泣く泣く店の前を通過しました)

国道4号線に面し、遠くからでもよく判る巨大な看板が目印のお店です。時間が時間なだけに、残念ながらシャッターは閉まっていましたが、生家を訪問出来ただけでもファンとしては満足でした。

まぁそんなこんなで、仕事と個人的な趣味を織り交ぜながら、青森出張は無事終了しました。


ナンシー関生家・関ガラス店

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