錦糸町行き ― 2012/09/23 21:17
錦糸町北口駅前にて posted by (C)Yongyi
2ヶ月程前、「ブロカートフィルハーモニー管弦楽団」なるアマチュアオーケストラに所属している社員から、「演奏会のチケットを希望者にお配りします」と社内メールが配信されて来て、無料という言葉にめっぽう弱い私は、すかさず申し込んで本日錦糸町まで出かけてきました。
錦糸町へ来たのは、2年半前に職場の自衛消防隊として「本所防災館」を見学しに来て以来です。
まずは適当なところで腹ごしらえをと思い、雨が降っていたので手短なところで北口駅前のアルカキット錦糸町のレストラン街へ直行。
特に「これを食べたい」と決めていたわけでもなく、ただ入口で待たずに入れて値段が手頃であれば良い程度の気持ちで、たまたま見つけたベトナム料理店へ入って、セットメニューを注文。
ベトナム料理 posted by (C)Yongyi
さほど待たされずに出された料理には、「パクチー(香菜)」が別の皿に添えられていました。このパクチー苦手な人が多いようですけど、私は結構好きですね。久しぶりに独特の匂いを嗅いで嬉しくなり、美味しく頂きました。
食後は隣の「すみだトリフォニーホール」へ。
開場10分ほど前でしたが、「アマチュアオーケストラのコンサートだし、すんなり入場出来るだろう」と高をくくっていましたら、入口には物凄い行列が形成されていてビックリしました。
それでも幸いスムーズに入場出来、何も考えずに1階席に入ったところ、ちょうど最後列の中央が空いていたのでそこに着席。
こちらのホールはもちろん始めてですが、正面にはパイプオルガン、木の壁や座席でなかなか落ち着いた趣のある造り、適度な傾斜で前の人の頭も気にならず、最後列でもステージまでそれほど距離を感じない適度な空間に感心しました。ピアニストのマルタ・アルゲリッチ女史がこのホールをお気に入りとの話もうなずけます。
ブロカートフィルハーモニー管弦楽団 第30回記念定期演奏会
J.S.バッハ(ストコフスキー編曲) トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
C.ドビュッシー 夜想曲
-休憩-
G.ホルスト 組曲「惑星」 Op.32
-アンコール-
J.S.バッハ カンタータ「主よ人の望みの喜びよ」
(合唱:樹の会)
さて、肝心の演奏については、この前の日少し夜更かししたため、演奏者には大変申し訳無いのですが、睡魔には勝てずに少しウトウトしてしまったのと、一つ席を隔てた右隣に座っていた爺が終始ボソボソ独り言を言っているのと、離れた客席からも何かしらガサゴソ雑音が聞こえたり、楽曲間にこれみよがしに咳をしたりザワザワする音が気になって、正直演奏に集中出来なかったのは残念でした。
それとは別ですが、このホールの構造によるものなのでしょうか?人間の声が非常によく響くと言いますか、よく通ったのは強く印象に残っています。合唱然り演奏後の指揮者の挨拶が、マイク無しでハッキリと聞こえたのには驚きました。
まぁそんなこんないろいろありましたが、この週末は一昨日に引き続いて生のオーケストラを聴くことが出来、満足して帰宅の途につきました。
すみだトリフォニーホール 大ホール posted by (C)Yongyi
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