カラヤン・イヤー ― 2008/02/09 22:01

LUDWIG VAN BEETHOVEN
Symphonie No. 9
(Aufnahme/Recording: 1962)
今日は予定していた中国語の勉強が休講になったので、昼過ぎからのんびりとラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」を聞いていました。
今日の放送は『クラシック音楽は好きですか?』をテーマに、リスナーの意見・メッセージや、関係者のインタビューを紹介していました。
昨今は漫画の影響もあってか(私は未だにその漫画を見た事はないのですが)クラシック音楽が静かな広がりを見せているようで、このBlogにも「ラフマニノフ」や「ピアノ協奏曲第2番」の検索ワードで、間違って訪ねてこられる方が多いのにはびっくりします。(訪ねてこられる方には期待はずれの記事で、いつも申し訳ないと思っています)
ところで、今年2008年は20世紀を代表する指揮者の1人である「ヘルベルト・フォン・カラヤン」の生誕100周年にあたり、レコード会社各社では様々な記念CDを企画・販売していますが、放送の中ではユニバーサルミュージックが企画・販売している「高品位ハード・ガラス製音楽CD」によるベートーヴェン:交響曲第9番の話題になり、実際に数分間再生して紹介していました。
聞いているラジオは、車載ラジオ用にと購入した何の変哲もない安いトランジスタラジオですが、スピーカーから流れ出てくる音はものすごくクリアで、これまで様々な第9番のCDを聞いてきましたが、第1楽章冒頭の第2バイオリンの弦の一音一音がはっきり聞こえたのはこれが初めてで、さすが20万円だけのことはあるなぁと妙に感心した次第です。(宣伝文句をすぐ信じてしまいます)
放送終了後、たまたま同じ音源のCDを持っていたので、早速部屋のCDプレーヤで再生してみましたが、放送で聞こえて来た音は再現出来ませんでした。もっとも私の安いCDプレーヤと、放送局の装置とでは全然比較になりません。その点は大いに割り引いて考えないといけませんがね。
この20万円のCD、既に80セットが売れたのだとか。世の中お金が余っている人はいるもんですな。
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