初詣2008/01/01 21:54

鎮守様

あけましておめでとうございます。今年が皆様にとりまして良い年でありますよう、お祈りを申し上げます。

今年は2年ぶりに実家で正月を迎えました。早朝家族でおせち料理を食べたあとは、地域の鎮守様へ初詣に行きました。いつもは無人の寂しい神社ですが、元日は氏子衆や近所の長老達が大勢集まるので、結構賑やかな雰囲気になります。

さて今年最初の写真は、昨年暮れに購入した初めてのデジカメ一眼レフにて撮影したものです。

とても入門機とは思えないほど、訳の分からない機能や設定が数多くあるので、慣れるまでに結構経験を積む必要がありそうですが、銀塩フィルムの時代と違い、失敗してもDPE代を気にしないで撮影に没頭できるのはありがたいことです。

相変わらず今年も内容のない文章・つたない写真のblogですが、これに懲りずに(?)引き続きご贔屓のほど重ねてお願いを申し上げます。

ニューイヤー駅伝2008/01/01 21:56

「ニューイヤー駅伝」沿道にて

毎年元日には、我が故郷前橋をスタート/ゴールにした全日本実業団対抗駅伝、通称「ニューイヤー駅伝」が開催されています。

最終区間は実家から比較的近い国道を選手が走るので、デジカメ一眼の操作に慣れるため沿道に出かけてみました。

スポーツなど刻々と変化する被写体を撮影するのに、これまでのコンパクトデジカメではシャッターのタイムラグに不満を持ち続けていましたが、ほぼ希望するタイミングでシャッターが切れるのは非常に痛快です。

液晶モニタのライブビュー機能がないので、昔ながらのカメラのようにファインダーを覗いて撮影するのも、いかにも撮影している気分にさせてくれ、久しぶりに撮影する楽しみを与えてくれるカメラに出会えたような気がします。

Uターン2008/01/04 18:13

深大寺にて

年が明けてあっという間に4日が経ちました。既に仕事始めで働いていらっしゃる方も多いかと思いますが、私が勤めている会社はとりあえず来週の月曜からと言う事で、もうしばらくは休みモードです。

朝食後、9時過ぎ発の湘南新宿ライナーでUターン。昼ちょうどにアパートについたので、荷物を降ろしたあと、去年いただいた厄よけのお札を返すついでに蕎麦を食べようと、自転車で調布市の深大寺へ。

お寺に着くと参道から本堂にかけて結構混んでいて、お賽銭を投げ込むのにも行列の後ろについてしばらくじっと我慢をしなければなりませんが、幸い穏やかな天気で陽が当たっている分には、全然苦になりませんでした。

お札を交換したあとは、いつも立ち寄る「玉乃屋」さんで蕎麦を食べて帰宅の途につきました。

土門拳写真展2008/01/05 21:39

武蔵野市立吉祥寺美術館

昼前、来週からの通勤用に備えて新しい靴を購入するついでに、休日用のショルダーバッグを探そうと思い吉祥寺へ出かけ、なんとなく伊勢丹に入ったところで同建物の7階で「土門拳写真展」を開催中である事を知り、買い物もそっちのけで見学に行きました。

土門拳氏の作品は、これまで写真集や雑誌で一部しか見た事がなく、今回は秋田の「(財)土門拳記念館」の所蔵品と言う事で、パネルのサイズからして巨大で迫力がありますが、なんと言っても一連の「古寺巡礼」シリーズはとても写真とは思えない、まるで油絵の様に立体的に写真が浮かび上がっていて、大判カメラならではの繊細な描写やライティングのすばらしさに、思わず引きずり込まれてしまいました。

だいぶ前に公共放送で制作された「ドキュメント人間列島 『鬼が撮った…土門拳の世界』」の中で、病気をおして弟子に手伝わせ、渾身の力を振り絞ってシャッターを押しているシーンを思い出して身震いがしました。

この他にも「風貌」シリーズの「梅原龍三郎」画伯の写真からは有名な逸話(画家の梅原龍三郎が粘っこい土門拳の撮影に怒り、撮影終了直後に椅子を床にたたきつけた)もさもありなんと言った気迫が感じられたり、「こどもたち」シリーズの無邪気に遊ぶ子供たちの一瞬の動きや表情を捉えた楽しい作品があるかと思えば、「筑豊のこどもたち」の厳しい状況を捉えたドキュメンタリー作品などなど、氏の全作品のほんの一部ですが圧倒されたり考えさせられたりして、正月早々から非常に良いものを見た気がします。

今月16日までは前期展示、17日からは一部作品を換えての展示が始まるとのことで、また足を運んでみようと思わずにはいられません。

正月休み最終日2008/01/06 21:45

明治神宮にて

正月休みも今日で終わり。9日間も始まってみればあっという間に過ぎ去ってしまいましたが、幸いと言いますか、今週は5日間出勤すればまた3連休が待っていますので、それだけを楽しみに明日からの仕事に頑張りたいと思います。

さて、連休最終日は家でゆっくりとしようかと思いましたが、少し体を動かさないと、ただでさえ正月は「食っちゃ寝」の怠惰な生活を送っていて若干体重が増えてしまったので、ウォーキングを兼ねて渋谷のタワレコの輸入クラシックCDのクリアランスセールに出かけてることにしました。

山手線で直接渋谷へ行っては運動にならないので、一つ手前の原宿で降りて、代々木体育館の脇を通って目的地のタワレコまで。

買い物を済ませた後、再び逆コースで原宿駅へ戻り、駅前の明治神宮へ向かう大勢の参拝客の列に合流する形で、私もお参りに行く事にしました。

明治神宮の境内に入るのは何年ぶりになるか思い出せなくらい久しぶりですが、さすがに全国一の参拝者数を誇るだけあって、正月6日になってもまだまだ本殿前の賽銭受けの前には大勢の参拝客が列を作っていました。これが正月3が日だったら一体どうなっていた事でしょう。

さすがに列の後ろについていては、いつになったら帰れるか分からないので、脇の人のいないところでお賽銭を投げ込んで、早々に境内をあとにして、北口から代々木駅前を通り、新宿高島屋・東急ハンズで探し物をして帰宅の途につきました。

「クラッシックカーフェスティバルin小金井」終了2008/01/10 22:18

第2回大会(1999年) 受賞トロフィー

今年届いた年賀状の中に、かつて参加したことのあるクラシックカーイヴェントの世話役さんからのハガキがあり、「珍しい事もあるもんだ」と思いながら返信を出したところ、今日はイヴェントの主催者(東京小金井さくらロータリークラブ)からタイトルの内容のハガキが届きました。

1999年の第2回大会に初参加していきなり会長賞をいただいたり、多くのクラッシックカー愛好者と出会えた楽しいイヴェントでしたので、特別な思い入れがあり、ここ数年参加していなかったので、今年は久しぶりに参加しようかな?と考えていただけに、なおさら残念ではありますが、公営の公園に大量の車を乗り入れたり、警察の協力を得ながら公道をパレードするなど、運営面でいろいろ大変だっただろうと推測されます。何はともあれ10年間お疲れさまでした。

パンデミック(世界的流行)2008/01/11 22:30

瑠璃厰近くの胡同(路地裏)にて 2005年晩秋

昨年の暮れ、中国・南京で鳥インフルエンザ感染のニュースが報じられてから、ずっと気にし続けていましたが、夕べのニュースでとうとう「人から人」への感染が確認されたと発表され、来週末に北京へ遊びに行く予定にしている者としては、正直心配な今日この頃ではあります。

中国政府の発表は「型が変化したものではない」とのことですが、とても額面通りには受け取れないですね。せめてWHOが公式発表でもしてくれればなぁと思います。

しかし現代の人や物の流れを考えると、南京は中国最大の貿易都市・上海に近く、日本との行き来も盛んですから、仮にかの地で最悪の事態が発生したら、日本にもすぐ影響が及ぶでしょうし、世界中にもあっという間に蔓延してしまうことでしょう。

夜の公共放送のニュースでは、新型ウィルスが発生したら世界で1億人が死亡するでしょうと話していましたが、それでは日本の医療体制は?と言うと、都内のある地域の医師に万一の際の協力を要請したところ、6割の医師が「自分や家族が感染したくないから協力出来ない」と回答したとの事…まぁ医者も人間ですから、気持ちは分からないでもないですが、こうなりますともしもの時、我々はもぅ諦めるしかなさそうですな。

だいぶ前に確かラジオで聞いたと記憶していますが、自然界には個体数が過剰に増えた時に、数を調整する機能が備わっているのだそうで、前世紀はじめのスペイン風邪や、その後のホンコン風邪、ソ連風邪などがそれにあたり、おおよそ30年周期で巡ってくるのだそうです。もしその説が正しければ、今度新型ウィウスが発生すれば、それは増えすぎた人類に対する自然界の調整機能の一つとも考えられます。

さて、写真は2005年の晩秋に北京の胡同(路地裏)で撮影した黒板。下から2行目に「禽流感」とあるのが、「鳥インフルエンザ」のことを示していて、「鳥インフルエンザを予防する事は、各公民の責任です。市区内で鶏や鴨を飼うべからず」と書かれてあります。たぶん今度出かけた時も、あちこちでこの手の看板を見かける事でしょう。

駅弁大会2008/01/13 17:48

復刻版チキン弁当

昨日の夕方電車で向かい側に座っていた人が、京王百貨店で開催中の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」のチラシを読んでいるのを見て、今日は新宿西口のヨドバシへメディアを買いに行くついでに、昼飯は駅弁にしようと数年ぶりに駅弁大会の会場へ出かけてみました。

予想はしていましたが、7階の催し物会場は押すな押すなの大混雑で、どこに何が売っているのかも分からず、一品一品ゆっくり見ることなど到底無理な上に、有名どころ(森駅のいかめしや横川駅の峠の釜飯など)は長蛇の列で数十分待ちの状態なので、諦めて帰ろうかと思い始めたころ、日本食堂のブースで見かけたのが、写真の「復刻チキン弁当」。値段も800円とまぁまぁ(最近の駅弁は平気で1000円を超えるのには驚きです)だっだので、購入してみました。

復刻版の弁当は、数年前からこの手のイベントの際に販売されているようで、帰宅後ネットで調べてみると数多くのファンサイトがヒットしました。

肝心の味はと言うと、今日の東京はこの冬一番の寒さと言う事で、家まで持って帰る間に寒風に当たって冷えきって、ご飯が固くなってしまい味もへったくれもなかったと言うのが正直なところです。(尤も味云々を語れるほどの舌も持ち合わせていませんが)

写真の左下は、先週半ば帰宅途中に時折立ち寄る古本屋で、今回の駅弁大会のことなど知らずたまたま購入した「駅弁学講座」。まだ最初の数ページしか読んでいませんが、これを機にもう少し読み進めてみたいと思います。

Sir John Barbirolli2008/01/14 19:54

Symphony No. 2 in C minor ("Resurrection")

Mahler: Symphony No. 2 ("Resurrection")
 Berlin Philharmonic Orchestra / Sir John Barbirolli

この連休、特に昨日今日はいかにも冬らしい天気で、あまりの寒さに今日は部屋に引き蘢っているつもりでしたが、食糧の買い置きがなくなったので、昼前に食糧の買い出しで外出するついでに、昨年暮れの大掃除でCDの棚を整理し今ではほとんど聞かないCD10数枚を中古CD屋に引き取ってもらおうと思い、近所にある多磨地区を中心に展開する某チェーン店へ持って行きました。

流行りの歌手などのCDではないので、はなから大して値はつかないだろうとは予想していましたが、結果は「うちでは値がつきませんので」とにべもない返事。

いくら何でも「値がつかない」はないだろうと憤慨し、しからばと、時折利用している中央線沿線で有名な中古レコード屋さんへ持って行くことに。

「一応クラシックも扱っているけれど、圧倒的に他のジャンルが中心だから、ここも大した値段では引き取ってもらえないだろう」とやや諦め気味で伺ったところ、予想を遥かに上回る額(予想していた額の10倍)で引き取ってもらう事が出来、店主の心意気に感謝して(急に懐が暖かくなって気が大きくなった事もありますが)写真のCDを購入してきました。

イギリス人の指揮者 サー・ジョン・バルビローリが残したマーラーの演奏で有名なのは、ベルリンフィルと組んだ第9番で、ご多分に漏れず私も所有していて、iPodにも登録し時折聞いています。「死」をテーマとしていながらも、全体に何とも言えない独特な暖かさが感じられる演奏で、終楽章などは何度聞いても飽きのこない名演奏です。

そして今日購入した同コンビによる第2番「復活」は、ライブならではのミスや雑音(特に終楽章で遠くからトランペットが演奏している時に聞こえる雑音は何?)はありますが、楽章が進むにつれてグングン力強さを増してくるオーケストラの音や、古い録音ながら丁寧にリマスターした結果でしょう、時折聞こえてくる(おそらく指揮者の)うなり声などが良く聞こえるすばらしい実況録音です。ここでもやはり前述の第9番同様、柔らかさや暖かさが感じられるのは、この指揮者独特の持ち味なのでしょう。

最近はマーラーの合唱付きの交響曲はあまり聞かないのですが、今日の午後だけで通しで2度も再生をしてしまうほど引き込まれてしまいました。

出るか?新型ノート2008/01/15 22:39

PoweBook2400cとiBookG4

毎年のことではありますが、「Macworld Expo」開幕前の様子がネットのニュース速報で次々と飛び込んで来て、昼間から果たして今回はどんな新製品が発表されるのか?否が応でも期待が高まってきます。

専門家の意見はまちまちですが、もっぱらの噂では小型軽量のノート型が出るらしい?とのことです。さてさてどうなりますか、こうやって考えている時間が一番楽しい時なのかもしれません。

現行のノート型で言えば、Mac Bookはコストパフォーマンスが高く魅力的な製品で、最近まで次の購入機種候補の筆頭に考えていたのですが、会社の同僚が購入したのを持たせてもらったところ、筐体サイズに似合わず結構重量があることが分かり、持ち運び機種として購入するつもりでいた考えが一気に萎えてしまいました。

個人的には光学ディスクは外付けで画面サイズは12インチ程度の、ちょうどPowerBook2400ciBookを足して2で割ったくらいの機種が出てくれたら最高なんですがね。

さすがに夜中実況中継を観ているほど気力・体力がないので、明日の朝を楽しみに(もしかしたらガッカリかも?)したいと思います。