液晶保護フィルムを貼る ― 2011/01/18 18:41
パソコンやデジカメを購入後、いつも頭を悩ませるのが液晶保護フィルムを貼る作業です。
これを考えただけでも憂鬱になって、液晶画面の付いた製品を購入するのを躊躇してしまうのですが、先日物欲を抑えきれず、またぞろコンパクトデジカメを購入してしまいました。しかし保護フィルムを貼る心の準備が出来ず、数日間放置していました。
たかが保護フィルムごときで大袈裟な、と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、実際これが上手くゆかずに、液晶と保護フィルムの間にホコリを巻き込んで気泡が出来たりすると、本当に意気消沈して、以降気泡の部分に無意識に目がいってしまいます。(どうでもいい小さなことにクヨクヨするタイプの人間なので…)
先週はバタバタしてフィルムを貼る機会を逸してしまいましたが、昨晩ようやく気分が落ち着いたので、意を決して作業に踏み切りました。
フィルムを貼る作業は風呂場で行うと良い、と聞いたことがあるので、薄ら寒い風呂場で、まずは作業スペースの周辺を綺麗に水拭きした上で、風呂場に水を流しっ放しにしてホコリがたたない様にし、手をよく洗って指先の脂を落とし、静電気除去対策を施して作業に取り掛かりました。(ホント面倒臭いね)
結果は写真の通り、おかげ様で無事綺麗に貼ることが出来ました。と言いたいところですが、実は説明書を読まずに作業を始めて、本来貼り付けるべきフィルムと剥離紙を間違え、一生懸命剥離紙を貼りつけようとして、結局フィルムを1枚駄目にしてしまいました。
幸いフィルムが2枚入りの製品だったので、2回目は慎重に作業を行い、なんとか貼りつけたと言う次第です。
細かく見ると、気持ち斜めに貼りつけてしまいましたが、ホコリを巻き込まなかっただけでもよしとしました。(往々にして貼り直す際にホコリを巻き込んで後悔するので、貼り直しは止めました)
これで一つ肩の荷が下りました。ところでもうしばらくすると、リンゴのマークの会社から新しいオモチャが発売されるとの噂しきりです。
発売されれば購入するつもりでいるのですが、この液晶画面はデジカメとは比べ物にならないくらいの大画面です。購入の暁にはまた今回のように頭を悩ませ、おっかなびっくりフィルム貼り作業を進めることになるでしょう。
会社帰りに西新宿へ ― 2011/01/12 19:06
誘惑の街・西新宿 posted by (C)Yongyi
ふと防水&耐衝撃デジカメを物色しようと思い、会社帰りに西新宿へ。
事前に狙いを定めていたデジカメは生産終了で、すでに店頭での取り扱いは無し!代わりにこの会社が今日発表した新型(発売は2月末)は、予想販売価格が結構高くておいそれと手が出せません。
それにしてもこのカメラに搭載された機能がなんだかなぁ…と思うものばかり。まずは「3Dフォト撮影機能」。最近は猫も杓子も3Dですが、そんなに皆んな立体画像を欲しているんでしょうか?
次に「ペット用モード」。最大10匹までの犬もしくは猫を検出するモードを搭載だとか。顔認識の次はペット認識ですか。顔認識機能付きのカメラが世に出始めた頃、通勤電車の中で、どこかのカメラメーカーの社員数人(たぶん技術屋さん)が、「顔認識なんて余計な機能」といった内容の話をしていたのを耳にしたことがありましたが、全くその通りだと思います。
最後は撮像素子1/2.33型で有効1,400万画素のCCDセンサー。昔から思っているのですが、無意味な高画素数センサーの採用はいい加減止めて欲しいものです。デジカメの購入を検討している消費者も、高画素数≠高画質にもっと気づくべきです。
余分な機能や高画素数はいらないから、その分基本に立ち返って、手頃な価格の製品を出して欲しいものだと思いますね。
丸の内・銀座を歩く ― 2010/08/16 15:20
将来のカメラ ― 2010/08/04 20:40
恵比寿行き ― 2010/02/06 20:53
先日S女史に、「写真が上手くなりたいならプロの写真をたくさん見ること」などと偉そうな事を言っておきながら、そういえば自分も最近写真展に出かけていないなぁと言うことで、都心へ出掛けたついでに、去年から観に行こう行こうと思いながら行けずにいた、恵比寿の東京都写真美術館の「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン ー東洋と西洋のまなざし」展を見学してきました。
スナップ写真の神様・木村伊兵衛氏の作品は、これまでにも写真展や雑誌で有名な作品を観る機会がありましたが、ブレッソン氏については「決定的瞬間」の言葉は知っているものの、まとまって作品を観たのは今回が初めてです。
ブレッソン氏の作品を観て感じたのは、構図・空間を切り取る素晴らしさです。日常の何気ない風景から必要な物や人物を的確に配置し、それに「決定的瞬間」のシャッターチャンスが加わることで、作品が創られていると感じました。
終盤に、木村・ブレッソン両氏のコンタクトプリント(いわゆるベタ焼き)が展示されていて、一枚の作品を生み出す前後にどんなショットを撮影していたのかが分かり、非常に興味深いものでした。
久しぶりにプロの作品を見学して感化されたのでしょう、家路に就く途中ちょっと気になる風景などを意味もなくバシバシ撮影して歩いていました。
奥多摩湖ドライブ ― 2010/01/31 17:32
都心ポタリング ― 2009/04/11 17:22
今日は隔週で通っている病院へ行く前に、「昭和館」で開催中の「ワーナー・ビショフ写真展『Japon』」を見学するため、新宿駅から運動を兼ねてBROMPTONを駆って九段まで。
途中「千鳥ヶ淵」の桜はどんなものかと思い立ち寄りましたが、このところの暖かい陽気で結構花が散ってしまいちょっと残念。自然相手ですから、なかなか満開の時期に合わせて写真を撮るのは難しいものです。(先週あたりはとんでもなく混雑していたでしょう)
その代わりお堀には大量の花びらが浮いて、ボートや風に流されて様々な模様を描き出しているのは、これはこれで趣がありました。
さて写真展は、終戦直後の日本の様子を外国人カメラマンの視点で捉えた作品ですが、中でも印象に残ったのは、服飾学校に通うある一人の女性の日常を密着取材した作品で、旧来の伝統を重んじる日本の家庭に暮らす現代女性の複雑な心境が、写真に添えられたレポートと合わせて垣間みる事が出来た気がします。
昭和館自体は、常設展示の階を除けば無料で入館できるので、また興味ある催し物があれば出かけてみたいと思います。
都心ポタリング ― 2008/09/13 22:03
先日ネットニュースで、神田の「オリンパスギャラリー東京」で、「同一ケ梦想 -想いは一つ、アスリートの夢-」と題された北京オリンピックの写真展が開かれているとの情報を得て、新宿の病院へ受診に行くついでに足を伸ばして出かけてみることに。
このところ運動不足だし、気力・体力もだいぶ回復してきたので、ただ電車に乗って出てゆくのも何だと思い、BROMPTONで自宅から新宿を経て神田まで出かけることにしました。(自宅から都心まで自転車で出かけるのは5年ぶりのことです)
自宅から人見街道をまっすぐ東に向かい、永福町から方南通りで西新宿へ出て、新宿中央公園で簡単に昼食。
午後一番に病院で診察を受けた後は、新宿通りから四谷・半蔵門を経て靖国通りへ出て、目的地である神田・小川町の写真展会場へ。
会場ではちょうど作者・薬師洋行氏による展示作品の解説と、北京オリンピックの撮影裏話のトークショーが開かれていて、プロ写真家ならではの苦労話を聞くことが出来ました。最近の高級機種は一秒間に何コマもシャッターが切れる機能が搭載されていますが、それでもまだシャッターチャンスを逃してしまうほど、アスリートの決定的瞬間を狙うのは難しいようです。
写真展を見終えて表に出ると、雲行きが少し怪しくなってきたので、復路はBROMPTONを折り畳んで、電車に乗ってかえることにしましたが、JR神田駅までの途中の交差点で、見慣れないステンレス製のバスと遭遇したので早速カメラに収めました。
帰宅後ネットで調べてみると、観光路線用の改造バスだそうです。パッと見は「ディズニーリゾートクルーザー」を連想させるなかなか良いデザインです。
(どちらもタネ車は「日野・レインボー」だそうです)
桜をバックに ― 2008/03/29 19:12
土門拳写真展 ― 2008/01/05 21:39
昼前、来週からの通勤用に備えて新しい靴を購入するついでに、休日用のショルダーバッグを探そうと思い吉祥寺へ出かけ、なんとなく伊勢丹に入ったところで同建物の7階で「土門拳写真展」を開催中である事を知り、買い物もそっちのけで見学に行きました。
土門拳氏の作品は、これまで写真集や雑誌で一部しか見た事がなく、今回は秋田の「(財)土門拳記念館」の所蔵品と言う事で、パネルのサイズからして巨大で迫力がありますが、なんと言っても一連の「古寺巡礼」シリーズはとても写真とは思えない、まるで油絵の様に立体的に写真が浮かび上がっていて、大判カメラならではの繊細な描写やライティングのすばらしさに、思わず引きずり込まれてしまいました。
だいぶ前に公共放送で制作された「ドキュメント人間列島 『鬼が撮った…土門拳の世界』」の中で、病気をおして弟子に手伝わせ、渾身の力を振り絞ってシャッターを押しているシーンを思い出して身震いがしました。
この他にも「風貌」シリーズの「梅原龍三郎」画伯の写真からは有名な逸話(画家の梅原龍三郎が粘っこい土門拳の撮影に怒り、撮影終了直後に椅子を床にたたきつけた)もさもありなんと言った気迫が感じられたり、「こどもたち」シリーズの無邪気に遊ぶ子供たちの一瞬の動きや表情を捉えた楽しい作品があるかと思えば、「筑豊のこどもたち」の厳しい状況を捉えたドキュメンタリー作品などなど、氏の全作品のほんの一部ですが圧倒されたり考えさせられたりして、正月早々から非常に良いものを見た気がします。
今月16日までは前期展示、17日からは一部作品を換えての展示が始まるとのことで、また足を運んでみようと思わずにはいられません。
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