第1回wiggle東京グランフォンド2012/10/07 15:05

スタート地点
スタート地点 posted by (C)Yongyi

最近はスポーツ、特に自転車のイベント情報の入手はメールマガジンに頼っていますが、そんな中先日もスポーツエントリーさんから「第1回wiggle東京グランフォンド」なるイベントの情報が入り、参加概要を読んでみますと競技ではなく交通ルールを順守したサイクリングイベントとのこと。

ルートは青梅市をスタートして奥多摩周遊道路を走り、再び青梅市に戻ってくるというもの。(参照:ルートラボ

奥多摩周遊道路は9年前に走って以来ご無沙汰していて、たまには行ってみたいなぁとは思いつつも、なかなか時間の関係で行けなかったので、先週の「第2回まえばし赤城山ヒルクライム」の直後ではありましたが、ちょうどいい機会と思い早速参加申し込みをしました。

月夜見第1駐車場にて(2003年)
月夜見第1駐車場にて(2003年) posted by (C)Yongyi

さて、イベントとなると気になるのが天気ですが、前日までは夜明けくらいに雨は止むと報じられていましたが、当日の朝になっても雨は降り続いていてガッカリ。

傘を差しながら自転車の組み立て・着替え・受付を済ませて、集合時間にスタート地点へ移動。この日の参加者はどのくらいだったでしょう?パッと見100人弱と言ったところでしょうか?

スタート前風景
スタート前風景 posted by (C)Yongyi

簡単な競技説明の後、25人ひとグループで8時少し前にゆっくりスタート。雨の中の走行経験はあるのですが、やはり辛いものがありますね。走りながら「何で俺はこんな事をしているんだろう?」と自問自答したりしています。

それにしても参加者の皆さんは日頃から自転車だけでなく、水泳などのトレーニングをしているだけあって流石に体力があります。

スタート直後の平坦区間で既に追いつくのが難しく、黒沢二丁目交差点から先トンネルに至る上り坂で早々にちぎれてしまいましたが、青梅街道に出る信号でなんとか3人に追い付き、幸いペースがほぼ同じだったので4人で小河内ダムまで走り(私は最後尾で引っ張ってもらい?)ました。

奥多摩駅前通過が1時間10分、小河内ダム通過が1時間半と記憶しています。小河内ダムを登ってしまえば、ここから先はほぼ平坦区間になると分かっていましたし、ここまで最後尾で体力を温存させてもらったので、先頭交代をして奥多摩湖の最深部まで走りましたが、小菅村の入り口で上り坂が始まると体力が尽きて途端にペースが落ちて、ここで集団は分解したまま最初のチェックポイント「村の駅・ほうれん坊」に到着。

第1チェックポイント
第1チェックポイント posted by (C)Yongyi

スタートからちょうど2時間。ルールでは2時間半で到着できなかった選手は、車に乗せられることになっていたので、なんとか時間内に走ることができてホッと一息。

店内でくつろいている選手も見受けられましたが、この先の上り坂で更にペースダウンすることを考えると、ノンビリもしていられません。

ここへ到着するあたりから雨が止んできたので、着ていたレインコートを丸めて背中に押し込み、慌ただしく補給食を口にしながら10分ほどで再スタート。

次のチェックポイントは奥多摩周遊道路の登り口にある「山のふるさと村・やませみ」。スタートから2時間35分。

第2チェックポイント
第2チェックポイント posted by (C)Yongyi

ここもたいして休まずすぐにスタート。9年前に奥多摩周遊道路を走った時は、いわゆる走り屋の車やバイクが相当な勢いで走っていて、チョットでもフラついて車道の中央部に出ようものなら轢かれかねない恐怖感を味わいながら坂道を登っていましたが、今日は天気・路面状態が悪かったからでしょうか?それとも途中に工事区間があって対面通行を余儀なくされて面白みがなかったからでしょうか?馬鹿みたいに飛ばす車・バイクはほとんどいなかったのは幸いでした。

静かな山道を独りトボトボ登っていると、山の中から鹿や猿の鳴き声が聞こえてきます。途中でかなりの数の猿を見ることが出来ました。車道のすぐ脇では毛づくろいをしている猿がいたので、写真に撮ってけば良かったと後悔しています。

頂上の風張峠まで一気に登るのは無理とハナから諦めていたので、計画通り「月夜見第1駐車場」で小休止。

月夜見第1駐車場にて
月夜見第1駐車場にて posted by (C)Yongyi

「山のふるさと村・やませみ」を出発してから1時間20分でようやく風張峠に到着。前回は気が付きませんでしたが、東京都の道路の最高地点の碑が建っていたので、ここも押さえておこうと記念撮影。

風張峠にて
風張峠にて posted by (C)Yongyi

ここから少し下って第3チェックポイント「檜原都民の森」にはスタートからちょうど4時間の12時に到着。

バイクスタンド
バイクスタンド posted by (C)Yongyi

入り口にある土産物屋兼食堂で昼食。参加費用には1,000円分の飲食代も含まれていて、受付時に10枚綴りのチケットを渡されたのでここで使用。ビーフカレーを注文しましたが、結構ボリュームがあって峠を登って体力を消耗した身体にはちょうど良かったです。

時間的には多少余裕はあったのでしょうが、まだまだこの先苦手な上り坂が残っていて、そのことが頭の中にあったので、食後ほとんど休む間もなく下山開始。30分程走って山を下りきったところにある第4チェックポイント・特産物直売場「やまぶき屋」さんで小休止。

第4チェックポイント
第4チェックポイント posted by (C)Yongyi

下り坂で冷えた身体を温かいお茶を飲んで温めてからおもむろに出発。

最終の第5チェックポイント「檜原村地域交流センター」も無事通過して、後は一路青梅市のゴールを目指すわけですが、心配だったのは五日市駅を過ぎてから梅ヶ谷峠までの上り坂。

第5チェックポイント
第5チェックポイント posted by (C)Yongyi

既に95km近く走ってきて疲れた身体に峠までの約5kmは、スタート前から不安でしたし、過去に1回逆方向から登っただけなので、走っていても先が読めないことで余計に疲れてしまいましたが、スタートからちょうど6時間でなんとか無事通過。

最後に青梅坂下を左折して始まる上り坂もなんとかクリアして、後はゴールだけかと喜んでいたところ(事前にルートマップをよく見ていない私が悪いんですが)、小會木街道を右折してさらに坂道を登るようスタッフに指示されてガッカリ。

ほとんど惰性で走って疲れきったところで、ゴール直前の上り坂は相当堪えましたが、最後は緑の芝生に向かって一気に坂道を下るゴールは結構達成感がありましたし、選手一人ひとりを大声で迎えてくれたスタッフに感謝感謝です。

ゴール風景
ゴール風景 posted by (C)Yongyi

最後に完走証をいただいて、全行程118km(私のメーターによる)のグランフォンド初参加は、特に目立ったトラブルもなく無事終了しました。(スタートから6時間48分)

前半天気が悪くてどうなることかと心配しましたが、なんとか回復して晴れてくれて、楽しい一日を過ごせました。次回も同様のイベントがあればぜひ参加したいと思います。主催者・スタッフの皆様ありがとうございました!

完走証と参加賞
完走証と参加賞 posted by (C)Yongyi

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