横田基地友好祭 2012 ― 2012/08/18 21:12
横田基地友好祭 posted by (C)Yongyi
夏休み後半は、恒例の「横田基地友好祭」へ出かけてきました。
前日辺りから天気予報では、午前中から雨マークが出ていたので心配していましたが、朝起きてみるとなんとか天気も持ってくれそうな感じがしたので、アルミのカメラバッグに久しぶりにデジカメ一眼を入れて出発。
目的地の第5ゲート前には8時10分過ぎに到着。ちょっと早すぎたかと思いましたが、それでも国道16号線の歩道上には大勢の人がゲートオープンを今や遅しと待っていました。
定刻の9時に荷物検査を受けて無事入場。まずは航空機の展示エリアへ直行。生憎の曇り空ではありますが、日陰のない滑走路では却ってその方が助かります。
飛行機(戦闘機)には詳しくないのですが、F-22「RAPTOR」だけは一目見て分かりました。直線的なデザインや、金色に輝く風防はなんとも言えずカッコいいですな。
F-22 RAPTOR posted by (C)Yongyi
その他輸送機やヘリコプターなどを眺めて、10時15分頃に格納庫へ移動し、10時半から始まるイベントを待ちました。
「横田サムライ太鼓」は、横田基地の司令官の肝いりで結成された基地職員・軍人合同のチーム。友人のW女史はこのチームの中心的存在です。
格納庫ステージにて posted by (C)Yongyi
30分以上にも及ぶ力強い演奏を聴いた後、W女史夫婦に挨拶をして格納庫を出て、次に向かったのはお馴染みのTSCC(Tokyo Sports Car Club)のハンバーガー売り場。
バンズにミートが挟まっただけの、何の変哲もないハンバーガーなんですが、やっぱり毎年これを食べたくなってしまいます。
TSCCのハンバーガー posted by (C)Yongyi
昼飯ハンバーガー1個じゃ物足りない、とは言うもののステーキを食べる程でもないし、それ以前にどこのステーキハウスの前にも長蛇の列が出来ていて、なかなか食事にありつけそうもなかったので、近場のホットドッグ屋でドリンクとセットのものを購入して腹を満たしたところで、小雨が降り始めてきました。
場内アナウンスで雷雲が近づいていると案内し始めたのを機に帰宅の途につきました。
毎年友好祭オリジナルのTシャツを購入しているのですが、今年のデザインは確か去年とあまり代わり映えがしなかったのでパスして、アメリカン・レッド・クロスのTシャツと、なにかと話題になっているオスプレイが描かれたTシャツを購入しました。
Tシャツ posted by (C)Yongyi
買っても着ないTシャツばかり増えて、タンスの肥やし状態なんですがね (^_^;)
いずれにしましても、今年も友好祭大いに楽しみました。来年も是非訪ねてみたいと思います。
柳家小満ん「おさらい会」 ― 2012/08/26 07:12
柳家小満ん師匠 posted by (C)Yongyi
6月に神保町シアターへ映画を観に行った時、ついでに古本屋街を散策し映画・演劇関連の書籍を得意とする「矢口書店」に立ち寄ったところ、柳家小満ん師の著書「わが師、桂文楽」が適価で売られていたので購入して読みました。
昭和の大名人・黒門町の師匠:桂文楽の内弟子時代の思い出話が中心ですが、「夢の口上」の章は師匠を慕う気持ちに溢れた文章で、何とも言えずジ〜ンと来るものがあり名著だと思います。
ちょうどこの本を読んでいる時、著者が四谷荒木町の元料亭「橘家」で落語会を催すとの情報が入ったので、早速申し込みをして聴きに行って来ました。
柳家小満ん「おさらい会」其の一
柳家 小満ん 髄談「桂文楽の一日」
柳家 小満ん 「錦の舞衣(上)」(三遊亭圓朝作)
-仲入り-
柳家 小満ん 「青菜」
開口一番はこの落語会関係者の紹介から始まって、師匠・桂文楽の思い出話。内容は前述の著書から幾つかのエピソードを抜き出したもの。時折挟む師匠のモノマネが面白く、これだけで立派な髄談になっています。(ほぼ同様の内容を(一社)落語協会の柳家小満ん師のプロモーションビデオで閲覧することができます)
二席目は初めて聴く噺で、登場人物や物語のあらすじなどを手がかりにインターネットで検索したところ、フランスの劇作家ヴィクトリアン・サルドゥーVictorien Sardou(1831-1908)の5幕の歴史劇「ラ・トスカLa Tosca」を、幕末から明治時代にかけて活動した落語中興の祖として有名な三遊亭圓朝が翻訳した作品とのこと。(詳しくはこちらのブログをどうぞ)
現在は演り手が少ない(インターネットで検索しても、柳家小満ん師の他は、柳家喬太郎師しかヒットしません)珍しい噺ではあります。
短い休憩の後、トリネタは夏の噺の定番「青菜」。もちろん悪くはなかったんですが、文楽ネタを期待していた私としては、「酢豆腐」か「鰻の幇間」を演じて欲しかったなぁと言うのが正直な気持ち。
そういった意味で主催者・師匠には申し訳ないんですが、個人的にはちょいとアテが外れた落語会でした。
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