両国・浅草を歩く2010/07/26 17:01


両国駅と国技館

 今日は両国へ出かける用事があったのですが、昼前後に中途半端に時間が空いたので、江戸東京博物館を見学しようと思ったら、月曜日のため休館。(夏休みだから開いているかと思ってました)そこで、暑い中にもかかわらずフラリと浅草寺へ足を伸ばしてみました。

 まずは両国から浅草までどういった手段で行こうか考え、隅田川の対岸の浅草橋から都営地下鉄浅草線に乗って行くことにして、両国橋を渡って右に曲がり、小さいながらも立派な鋼鉄製の「柳橋」を渡ります。

柳橋から神田川を見る

 川の両岸には船宿があり、何隻もの屋形船が舫って(もやって)あります。落語の「船徳」の舞台はこの辺りだそうで、今日は四万六千日ならぬ土用の丑の日。お暑いさかりでございます。

 江戸通りへ出て地下鉄浅草線・浅草橋駅から地下鉄にのり2つ目の浅草駅で下車。雷門前には夏休みの子供や、外国人旅行者が大勢記念写真を撮っていました。また、人力車の車夫は真っ黒になりながらも威勢よく車を引いていました。

人力車と東京スカイツリー

 仲見世通りも大勢の観光客で大賑わい。まっすぐ前に進むのも容易ではありません。

金龍山浅草寺・宝蔵門

 宝蔵門をくぐり、線香を買って常香炉に供え、全身に煙を浴びますが、外国・特に欧米人はこのような風習がないので、見よう見まねで煙を浴びているのは、傍から見ていてなかなか面白い被写体です。また、中華系の人も煙を浴びる習慣がないのか(先日の雍和宮でも煙を浴びていなかった)、線香を手に持って本堂に向かい一心不乱に祈りを捧げていました。

常香炉で煙を浴びる

 改装中の本堂に入って、お賽銭を供えて祈願をしたあとは、行きと逆パターンで両国に戻りました。

 今日の出かけた先の近所には、吉良邸跡があり小さな公園として公開されていますが、展示物に屋敷の平面図がありましたが、部屋数の多さには驚きです。これでは討ち入り前に屋敷の図面を入手しなければ、大石内蔵助もさぞ不安になるだろうと思うくらい、部屋数が多かったです。

吉良邸跡