赤城山ヒルクライム20102010/05/01 14:39


大胡ぐりーんふらわー牧場にて

 歳をとると本当に時間の経つのが早く感じます。前回赤城山に登ったのが1年前でしたが、ついこの間のような気がします。

 去年は独りで黙々と走りましたが、今日は地元の友人Iが伴走を勤めてくれることになり、南麓の畜産試験場付近のコンビニで待ち合わせをして9時半に出発。

 時折吹く風が心地よいのですが、ここまで登ってくる間にだいぶ汗をかいて、却って肌寒く感じるほどです。

 昨年暮れから始めた「朝バナナダイエット」のおかげで、体重が5kgほど減った影響か、伴走者がいるため気が紛れるためか、序盤の単調な登り坂で今まで何度も挫折して自転車を降りていたのが、今回は不思議と調子がよく、途中トイレ休憩を取る程度で、出発からちょうど2時間でゴール地点の新坂平まで登ることが出来ました。

新坂平にて(筆者)

 ゴール地点の新坂平は、山越えの風がやや強く、一部に雪が残っていたりして、半袖ジャージでは少々辛かったので、お互いの写真を撮った後に持参してきたアームウォーマーを装着しベストを着込み早々に下山することに。

新坂平にて(友人I)

 2時間かけて登ってきた道を20分程度で下ってスタート地点の畜産試験場の交差点を東に折れて、Iおすすめのそば・うどん屋「助六」で昼飯をとり、そのまま南面道路を東に走って、「大胡ぐりーんふらわー牧場」で解散しました。(本日の走行距離:54.5km)

「助六」の十割そば

Uターン2010/05/03 15:53


吉見百穴にて

 昨年の連休と同様、実家に置いていた自転車に乗って東京へUターンのため、朝食後最小限度の荷物を背負って朝8:30に前橋を出発。

 今年のルートは、前橋から伊勢崎を経て本庄に出て、国道17号線で熊谷から国道407号線で南下。川越から所沢を通過して自宅へ帰宅するもの。

 マピオンなどで念入りに調べたところ、このルートがどうやら最短のようですし、昨年の八高線沿いのルートと違い、それほど登り下りがないのが助かります。

 出発から2時間半ほどで東松山に到達。ここで休憩を兼ねて以前から気になっていた「吉見百穴」に立ち寄ってみることにしました。

 「百穴前」交差点から看板を頼りに暫く走って目的地に到着。施設に入って見学をしてみたかったのですが、あいにく盗難防止用のワイヤーロックを持ち合わせておらず、また自転車用の靴で歩きまわるのも抵抗があったので、塀の外から内部を覗き見て、施設の外にある案内看板を読むだけにしておきました。

 再び国道407号線に戻って、川越を通過しようとしたところ、今日から3日間札の辻から仲町までのメインストリートは催し物のため車両通行止め。迂回処置が施されていて、ものすごい観光客でごった返していました。

川越にて 

 12時丁度に川越を通過した頃から、疲れと右膝・お尻の痛み、そして向かい風ででほとんど速度が出ず、東京都へ入った辺りからはほぼ惰性状態で走り、普通の自転車にも抜かされる有様。

 前述の吉見百穴と川越で少し自転車を降りた以外、休みなく走り続け、出発から5時間10分ほどでアパートに到着。

 実家に無事到着を報告してから、おもむろに食糧買出しのため近所のスーパーへ出かけました。(本日の走行距離:99.8km)

吉祥寺の生煎屋さん2010/05/04 19:26


吉祥寺ハモニカ横丁にて

 昨日の長距離サイクリングで相当疲れがたまったのか、午前中は早朝洗濯や布団干しをした以外ゴロゴロしていましたが、せっかくの天気に家にいても勿体無いと、昼食を食べるついでに情報収集のため、吉祥寺まで出掛けることにしました。

 目的地は定食屋「コペ」。比較的安くて腹一杯になれるお店として、時折利用させてもらっています。今日は野菜炒め定食(730円)

 ところでこの「コペ」へ行く途中、ハーモニカ横丁の入口に行列が出来ていたので、何の店かと思って看板を見たら、上海名物「焼き小龍包生煎)」のお店でした。

 このところアチコチに生煎のお店が出店していますが、とうとう吉祥寺にも進出していたんですな。(リンク先の記事によると3月19日にオープンだとか)

 一瞬定食をやめて生煎を食べようかとも思いましたが、結構行列が出来て待たされそうだったので、また日を改めて訪ねてみたいと思います。

(5/5追加)
 生煎が気になって、二日続けて吉祥寺へ出かけてきました。約20分ほど待たされて出てきた生煎、宣伝文句の通りうっかりしていると火傷しそうなほど熱い汁が飛び出してきて、食べるのに一苦労です。

 こうなってくると、本場上海の生煎が食べたくなってきますが、今は万博の真っ最中。ほとぼりが冷めた頃にでも食べに出かけてみたいものです。

焼き小龍包(生煎)の中身

書店落語2010/05/15 14:30


案内看板

 新宿西口の奇妙な形をした高層ビルの地下にある書店「ブックファースト」で、「落語を観るならこのDVD」刊行記念書店落語なるイベントに、お気に入りの林家正雀師が出演されると言う情報をネットで知り、夕方会場に出かけてみました。

 イベントは2部構成で、はじめに著者の瀧口雅仁氏と林家正雀師のトークショー。

 著者によると、落語のDVDはすでに数100種単位で世に出回っているのだとか。ただ本当に観たいと思う往年の名人のDVD(例えば落語研究会古 今亭志ん朝全集(上・下))は、10数枚組のセットになっていて、かなり値のはる物が多く、おいそれと手が出せないのが現状です。(冗談でしょうが、正雀師も圓生全集のあまりの値の高さに、買うことが出来ず店頭で眺めただけだとか)

 トークショー自体は著作の内容にはほとんど触れず、主に正雀師の師匠である先代の林家正蔵(彦六)師匠との様々なエピソードが中心。時折正蔵師匠の声色を使って師弟の会話を演じたりしていました。

 トークショーの後は、落語を一席。演目は平岩弓枝作「笠と赤い風車」。笑いどころはほとんど無い人情噺で、普段イメージする落語とはちょっとイメージの違う作品でした。

 サゲの表現について先代正蔵師匠の場合との比較を紹介していましたが、正蔵師匠の場合、映画的な表現で落語を演じたそうですが、以前末廣亭で正雀師が演じた「男の花道」も、クライマックスで中村歌右衛門を無数の提灯が迎える場面は、正に情景が眼に浮かぶようで、この辺りの表現手法は師匠から受け継がれたのでしょう。

 終演後、サービスでサインを書いてくださるとのことで、あいにく古い手帳しか持ち合わせていませんでしたが、一筆書いていただき、ありがたく頂戴して家路につきました。

林家正雀師匠のサイン

タバコ始めました2010/05/20 21:01


コンビニの窓

 っと言っても私がタバコを始めたのではなく、通勤途中にあるコンビニが最近タバコを扱い始めたようで、大々的に宣伝をしているのが目に入りましたが、ちょっと「冷やし中華始めました」を連想させるコピーが気になって写真を撮ってみたという次第です。

 それにしてもこのコンビニ、およそ窓と言う窓に「タバコ始めました」と印刷した紙を張り巡らせて、世の中の禁煙運動などくそ食らえといった雰囲気を醸し出しています。

コンビニの窓

 タバコと言えば、気に入らないのが歩行中の喫煙者。私はあまり歩く速度が早くないものですから、私の前に歩行喫煙者がいても追い抜くことが出来ず、煙をまともに被ってたまったものではありません。ホント後ろから蹴飛ばしてやりたくなります。

CD/DVDを処分する2010/05/22 17:20


処分の対象となったCD/DVD

 今なお多くのファンを持つ伝説の名指揮者カルロス・クライバーの生誕80周年を記念するCDやDVDが近日発売、とレコード屋の掲示板に張り紙がされているのを目にし、特にDVDのセット内容を読んでみると、昔からDVDで観たいと思っていたR・シュトラウスの「ばらの騎士」が新旧2種類入っていて、単品で購入するよりも格段に安いので、またぞろ物欲が動き始めました。

 それではと言うことで軍資金を稼ぐため、家にあるCDやDVDを整理・売却処分して少しでも足しにしようと、久しぶりにCDラックを端から眺めてみましたが、ほとんど聴いていない(せいぜい購入後1回再生してそれっきり)CDのとにかく多いこと!

 なかには、購入したことを忘れていたCDや、ボケてきたのか同じCDを2度購入しているなど、所蔵リストを作った方が良いかもと思う有様です。

 聴いていないCDは即処分して良いかというと、これがすんなり手放せない、変な未練が残っていたりして、仕分け作業もなかなか楽ではありません。

 悩んだ挙句まぁ処分しても良いとなったのは、前述のダブリで購入してしまったCD、何度聴いてもワケの分からない現代音楽の作品、仕分けに際してあらためて聞き直してやっぱり面白くないと感じたCDなど9枚。それに以前発売されたDVD「CARLOS KLEBER THE LEGEND」(今度の生誕80周年記念アルバムの中身と完全にダブルため)。

 これらを持って新宿の診療所へ行くついでに、ディスクユニオンで査定をお願いしたところ、予想していた金額の倍(軍資金の足しどころかお釣りがくる金額)で引きとってもらい、懐が暖かくなったので、調子に乗って近くのタワレコで新譜(A=S ムターのブラームスVnソナタ全集)を1枚購入してしまいました。

 こんな体たらくだから、何時まで経ってもCDの棚が整理できないんですな。(反省)

東小金井で落語を聴く2010/05/30 21:35

講演会場入口にて

梅雨入が近いのか、一日どんよりとした天気もさることながら、とにかく肌寒いのにはまいりました。こういう日は例のごとく午前中気分が悪く、これと言ってするともなくうだうだと過ごしていましたが、今日はJR中央線の東小金井駅近くの集会施設に、お気に入りの「林家正雀師が来られるので、昼に電車に乗って出かけきました。

東小金井と言えば、油そば発祥の地(諸説あり)として有名な駅前の「宝華」がありますが、20年近く前に雑誌「ぴあ」のラーメン特集か何かを読んで出かけて以来、久しぶりに立ち寄ってみようと思い、行列の最後尾につきました。

東小金井 宝華

並んでいる間に注文したのは、チャーハン宝ソバセット(850円)。大して待たされることなくカウンターへ案内され、ぼんやりと厨房を眺めている間に、注文した料理が出されてきました。

前回宝華で油そばを食した時は、油が少なかったような気がしましたが、20数年も前のことで、記憶もあやふやになっています。麺にしっかり油を絡ませて頂きましたが、結構量が多く、昔と違い食が細くなってチャーハンは頼まなくても良かったかなと、ちょっと後悔しています。

チャーハン宝ソバセット(850円)

その後近くの集会施設へ一番に到着し、開演を待ちながら次々に入ってくるお客さんを眺めていましたが、年齢層の高さにビックリ。200人ほどのお客さんのたぶん90%以上は年金受給者と思われるお年寄りばかり。これほどのお年寄りに囲まれることは滅多にありません。

時間になり主催者の簡単な挨拶の後、さっそく落語会が始まりました。

今日の出演者と演目は以下の通り。

林家 正雀 「転宅」
 桂 平治 「お見立て」
 対談「師匠の思い出話」
ー仲入りー
 桂 平治 「肥がめ」
 林家 正雀 「小間物屋政談」

林家正雀師は2週間前に新宿の書店落語以来ですから、半ば追っかけ状態です。「転宅」のお妾さんの語り口調、女性の声色の使い方には独特の色っぽさがあります。この辺りは以前観た「紙入れ」のおかみさんにも通じるものがあります。

続いて登場の桂平治師。芸協の噺家さんはお初ですが、私とほぼ同世代(1つ下)で威勢の良い噺家さんとお見受けしました。狭い会場にもかかわらず大振りな所作と大きな声で頑張っておられました。

「お見立て」はなかなか良かったのですが、声質が杢兵衛大尽と喜助どんには合ってるのですが、喜瀬川花魁を演じる時に色っぽさが感じられなかったのがちょっと残念でした。その点では中入り後に演じた「肥がめ」は得意の演目の様で、ぐいぐい観客を引っ張ってゆくのを感じました。

対談は主に平治師の師匠である「十代目桂文治師」のエピソードを披露。

トリの「小間物屋政談」は初めて聴く人情噺。死んだことにされてしまった主人公に対する大岡裁きが聴き所の噺でしたが、主人公の心情やお裁きの内容をしっかり解釈出来ないまま終わってしまったのでちょっと残念でした。短い滑稽ネタはだいぶ聴いてきたと自負していますが、大ネタはまだまだ勉強不足です。

それはともかく、1500円の木戸銭にもかかわらず、間近でたっぷりお気に入りの師匠の噺を聴くことが出来、満足して家路につきました。

iPad初体験2010/05/31 20:18


スクリーンショット

 先週発売され話題の「iPad」を触ってみようと思い、会社帰り某大手家電量販店に寄り道してみました。

 店内の体験コーナーに10台くらいの試供品が置かれていて、実際に手にして縦にしたり横にしたりしてしばらく弄んでみましたが、噂にたがわず結構面白く、世間が騒いでいるのもナルホドとうなずけます。

 Webサイトの閲覧も、想像していた以上に快適に閲覧できたり、驚くことの連続でしたが、今日ちょっと触ってみた中で唯一最後まで違和感があったのが、ソフトウェアキーボード。タッチセンサーの感度を調節出来るのかどうか分かりませんが、試供品は感度が良すぎてブラインドタッチで入力しようとしても、予想外のキーが入力されてナカナカ上手く入力ができません。結局両手の人差し指でポチポチ入力せざるを得ませんでした。

 まぁ10分程度触っただけですので、大したことは出来ませんでしたが、試しにスクリーンショットを撮って、自分宛てにメールで送信すると言った作業も、説明書なしで直感的に操作が出来るのは、流石Apple製品だなぁと感心することしきりでした。