神田古本まつりへ行く ― 2009/11/01 17:17
当初の計画では、今日は群馬県の吾妻渓谷(今話題の八ツ場ダム)周辺で紅葉の写真を撮る予定でしたが、前の晩の自動車クラブの飲み会で、いつもはビール以外ほとんど口にしないのに、調子に乗って他の種類の酒を飲んでしまったため、案の定今朝は軽い二日酔い状態で、到底車を運転して出かけられないと判断して、昼前まで寝ていました。
頭痛薬を飲んで落ち着いたところで、ちょうど神田・神保町で古本まつりが開催中なので、遅い朝食と昼食をかねて腹ごしらえをして出かけてみました。
何でも今年で50回目・100万冊の古本が売りに出されるのだとか。あらかじめ欲しい本を決めて出かけても、人ごみをかき分けてお目当ての本を探すのはなかなか至難の業だと思います。
私の場合特に買う予定はなかったのですが、すずらん通りを歩いていて「東方書店」のブースを覗いてみたら、NHKで中国語講座の講師を務めている「荒川清秀」先生の「明明白白」なる本がCD付きで200円で売っていたので思わず購入。
ただ、最近全く中国語の勉強をしていないし、話す機会も格段に減って来ているので、購入しても「積読」になってしまいそうですが…
ライブコンサートや食べ物屋の屋台も数多く出店していたりして、大変にぎやかなお祭りでした。
年の瀬ムード ― 2009/11/02 20:22
多摩川サイクリング ― 2009/11/03 19:58
「文化の日」の今日、朝なかなか起きられず、結局トレーニングは多摩川のサイクリングロード(今は「府中風の道」なる遊歩道)を西に、富士山を左手に見ながら俗に「鯛焼き公園」と呼ばれる地点まで往復してきました。
いつもはコンデジをウエストバックに入れるのですが、今日はデジカメ一眼をメッセンジャーバックに入れてですから、既に、シーズン終了後のLSD(Long Slow Distance)と言った感じです。
今月15日の「龍勢ヒルクライム」の主催者から、当日の案内が郵送されて来たにも関わらず、相変わらず身体が動かない状態で弱ったものです。まともに練習出来るのも、残すところあと1日と言う状態になり、果たしてレース当日はどうなる事やら…。
初冬の風景 ― 2009/11/08 20:35
龍勢ヒルクライム参戦 ― 2009/11/15 20:28
今年の自転車レースの締めくくりとして、「龍勢ヒルクライム」に3年ぶりに参加してきました。
早朝5時に伊勢崎で友人夫婦と合流して、一時間ほどで秩父市吉田の集合場所へ移動。
雑談をしながらのんびりと出走準備をして、9時半にスタート。
記録は下見のときよりは8分ほど速くゴールしたものの、やはり日頃の練習不足と体重増が影響して、後ろから数えた方が確実に早い惨憺たるもの。
ただ、毎回完全に惰性で走っている最後の数キロですが、今回は思いのほか調子が良くて、最後の500mで一気に数人抜かすほど体力があったのには我ながら驚きました。
反省すべき点は、スタート地点・距離が変更になってから初めての参加のため、今ひとつ要領が分からず、スタート直前に主催者側が「万年橋まではパレード走行」と案内していたので、そこ(万年橋)から本格的に計測を開始するものと思い込み(レース終了後そうではないことが分かりましたが)、最初余裕でのんびりと走っていたおかげで、1・2分タイムを無駄にしてしまったことです。次回参加の際は、スタート時から気合いを入れて走らねば。
あとは、日頃の練習とダイエットですかね。友人夫妻に聞くと「朝バナナダイエット」で体重がだいぶ減ったとか。「納豆ダイエット」しかり、この手のものはどうも胡散臭くてこれまで敬遠していましたが、試しにやってみようかな?
これまで「龍勢ヒルクライム」と言うと、寒さや小雨のイメージしかなかったのですが、今回はスタート直前に霧が晴れ雲一つない秋空の下での大会となり、ゴール地点でも寒さや雨宿りの場所を気にする事なく、主催者から出された「蒟蒻汁」や「甘酒」を食すことが出来て、気持ちのよいシーズン終了になりました。
下山して早々に現地をあとにし、昼食は伊勢崎の「丸長」でつけ麺をを食べて解散しました。
有楽町・銀座散策 ― 2009/11/21 19:18
森繁作品を観る ― 2009/11/23 19:53
そろそろ今年を振り返る時期になりましたが、今月10日の森繁久彌氏の訃報は、私にとって今年の芸能界最大のニュースでした。
物心がついた頃からテレビドラマや胃腸薬のCMなどで「モリシゲ」の名前は知っていましたが、すでに芸能界の大御所としてどっしり構えた雰囲気があり、軽妙な喜劇役者としての「森繁」は噂でしか聞いた事がありませんでした。(昔土曜日の午後に民放で放送していた「駅前シリーズ」などの映画の記憶は残念ながらほとんどありません)
そこで、ここ数日は追悼の意味を込めて、昔録画したまま放置状態にしていた比較的初期の映画3作品を観ることにしました。
今回観たのは「警察日記」(1955年・日活)、「夫婦善哉」(1955年・東宝)、「猫と正造と二人のをんな」(1956年・東宝)。
3作品の中で一番印象に残った作品は「夫婦善哉」。なんでこんな男に女が惚れるのか不思議に思うような甲斐性なしの主人公を演じていますが、いよいよ帰るところのなくなった主人公と芸者あがりの女房が法善寺でしみじみと善哉を食べるラストシーンや、流れるように美しい上方訛りが印象的です。
「猫と正造と─」では、飼い猫を溺愛する主人公もさることながら、先妻(山田五十鈴)と後妻(香川京子)に加え、母親(浪花千栄子)の三つ巴のやり取りが生々しい作品です。
主人公のだらしなさは「夫婦善哉」よりも更に漫画チックにパワーアップされています。
「警察日記」は、「森繁」演じる巡査の勤務する会津地方の警察署で繰り広げられる、さまざまな日常の様子を描いた人情喜劇。
残念ながらエピソードが多すぎるのと、子役の名演技に気を取られて「森繁」の印象がやや薄くなっています。
その代わり出演者が豪華で、若き日の三国連太郎や杉村春子・沢村貞子などのベテラン俳優の他に、新人の宍戸錠(息子にソックリ)が出演しています。
人身売買や万引き・無銭飲食など、戦後10年経ってもまだまだ貧しかった頃の日本の様子が描かれていて、これはこれで貴重な記録と言えます。
後年の作品になりますが、「恍惚の人」(1973年・東宝)を数年前にたまたま観ましたが、40年近く前に、すでに現代にも通じる老人介護の問題を取り上げており、「森繁」氏は痴呆老人の役を演じていて、熱演のあまり観るのが辛くなったりもしますが、機会があればぜひ一度ご覧ください。
96歳であの世へ召されて、今頃は盟友の三木のり平氏や山茶花究氏らと楽しくやっているのでは?と思います。今更ながらですが、故人のご冥福をお祈りいたします。
亀山房代さん死去 ― 2009/11/25 22:07
先日の森繁久彌氏に続いて、先週末は「ターキー」こと水の江瀧子女史の死去。そして今日はタレントの亀山房代さんの訃報が飛び込んできました。
関東地方の人にはあまりおなじみではないタレントさんかも知れませんが(かく言う私も、土曜昼のNHK「バラエティー生活笑百科」に「里見まさと・亀山房代」のコンビで登場するのを見るまでは全く未知の人でしたが)、たまたま中国語を勉強し始めた2004年当時、毎週観ていたNHK教育テレビの「中国語会話」の生徒役が亀山さんだったので、一緒に勉強をしていた同学(クラスメイト)を失ったような感じがしています。
しかも今回の報道で知って驚いたのは、私より年上のおばちゃん(故人に失礼!)とばかり思っていたら、逆に1歳若い人だったと言うこと。お子さんもまだ小さいでしょうに、あまりにも早い死去にご遺族はさぞかしおちから落としのことと思います。心よりご冥福をお祈りいたします。
写真は2004年の夏に練馬で開催された「日中カラオケコンクール」のワンシーンです。このイベントに参加した亀山さん(写真右端)はテレサ・テンのヒット曲「甜密密」を歌っていたのを懐かしく思い出します。合掌。
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