帰省2008/05/01 20:22

美里町にて

5月1日から4日まで実家に帰省して、毎度の事ながら家でゴロゴロしたり、旧友達と出かけたりして過ごしていましたので、写真とともに簡単に報告します。

まず初日は、当初電車を利用して帰省する予定でしたが、実家で洗車や冷却水の入れ替えをやろうと思い、急遽車に変更して早朝東京を発ちました。

実家まで道は、このところのガソリン価格高騰のために高速は使わず一般道を走ることにし、さらに今回はJR八高線沿いの最短ルートを走って燃料も節約する事にしました。(距離的には最短なのですが、山坂があるため相殺されて効果は期待できないと思います)

途中美里町のポピーまつりの会場や農産物の直売センターに立ち寄ったりしながら、11時前に実家に到着。

昼に30年来の友人Hと昼飯を食べながら、お盆に行うイヴェントの打ち合わせをするため近所のファミレスへ行き、その後雑談の中で「全国都市緑化フェスティバル」が開催中だから見に行ってみるかと言う事になり、市内中心部の会場へ出かけてみました。

先月半ば頃でしたか、各地の商店街などに植えられている草花が切られたり折られたりといったニュースで、「前橋」の名前が連呼されて地元出身者として本当に情けなく思っていますが、いたずらの報道ばかり取りざたされて、全国都市緑化フェスティバルなるイヴェントが開催されている事はこの日まで全く知りませんでした。(地元でも知る人ぞ知ると言った感じのようですが)

前橋公園会場・さちの池 それでも総合会場の一つである前橋公園へ行ってみると、旧競輪場跡地はきれいに整備され数多くの草花が植えられていて、平日にも関わらず大勢の観光客で賑わっていました。

今はいかにも出来たばかりと言った感じがしますが、しばらくして落ち着いた頃にでもまた足を運んでみたいと思います。

赤城山ヒルクライム2008/05/02 20:23

スタート地点 三夜沢交差点

(左)27T (右)25T先月ツールド草津に一緒に参加した友人Iと、今年も赤城山を登ろうと計画をし、当初は前回・前々回と同様に赤城道路(旧有料道路)を登る予定でいましたが、たまたま数年前に自転車雑誌で「アタック21」なるヒルクライムの記事があったのを思い出し、実際どんなコースか体験してみたくなったので、今回は趣向を変えて大胡から登ることにしました。

連休前にネットで調べたところ、今回のコースはツールド草津よりも距離は若干短いながら、標高差が1000mとかなりきつい坂道である事が分かったので、東京から27Tのギアを持って帰省し、山に登る前の晩に組み替えておきました。

鼻毛石の標識当日朝9:00、「鼻毛石」交差点近くのコンビニで友人Iと待ち合わせ、水や補給食を調達したのちスタート地点(一番上の写真)の「三夜沢」交差点へ移動。小休止し呼吸を整えてからおもむろにスタートしました。

赤城神社入り口スタート地点から途中の赤城神社までの沿道は、ちょうどツツジが見頃でした。

のんびり10分ほど走って赤城神社へ向かう道を右折し、荒砥川を越えるために少し坂道をくだりますが、橋を渡り終えてからいよいよ本格的な山登りコースに入ります。

忠治館の脇を通過 左手に採石場を見ながら忠治館の脇を通過。今から四半世紀以上前の中学生時代に、クラブのレクリエーションで赤城山中腹の不動の大滝へ行くのに、自転車でこの辺りまで登って来て、その後滝まで歩いて行きました。今となっては記憶が曖昧になっていますが、いずれにしても競技用の自転車でさえやっと登っている坂道を、当時は24インチ・6段ギアくらいのミニサイクルで登って来たのですから、我ながら良くやったなぁと思います。

その後赤城温泉入り口で先に休んでいたIと合流し少し休んでから再び出発。この先から道がウネウネとつづら折り状態になって山を登って行きます。

サンシャイン峠にてスタートから1時間10分前後そろそろ腰が痛くて休みたい衝動に駆られた頃、俗に「サンシャイン峠」と呼ばれる牛石峠の展望施設に到着。

2001年の晩秋に車で訪ねたときは、案内看板があったと記憶していますが、現在は螺旋階段と屋根だけの休憩施設だけが残されて、荒涼たる雰囲気が漂っていました。

小休止の後再出発。道は更につづら折りとなってきて、フラフラの状態でふと山を見上げて、遥か上の方までガードレールの白い帯が見えたりすると、精神的にかなりこたえます。

その後は自転車のメーターをスピードとケイデンス(回転数)表示から距離表示に切り替えて、ゴールまでの残りの距離が少なくなるのだけを楽しみに、ひたすら忍耐で坂道を登っていました。

ゴール地点にてそんなこんなでなんとかゴール地点である富士見村の標識に到着。スタートから休み休みで所要時間は1時間45分。流石に標高差1000mの坂道は足腰にこたえました。(この後小沼へ向かう坂道が更に追い打ちをかけました)

下山は赤城道路を使い南麓まで下り、Iのリクエストで「かやぶき」なる蕎麦屋に立ち寄っり昼食を食べて今回の赤城山ヒルクライムは終了しました。

帰省3日目2008/05/03 20:24

赤城南麓 富士見村にて

連休直前の天気予報に反して、帰省してからどうもパッとしない天気が続いていて、帰省3日目は関東北部の前橋も未明から断続的に雨になってしまいました。

この日は実家でおとなしく車の手入れと洗車。まず不凍液を入れ替えてから、雨の止み間をぬって洗車。

幸い雨も昼前に止んで薄日が射して来た事から、水分を払って風を通しておこうと、赤城山の南面をひとっ走り。ついでに帰省の度にお邪魔しているSHOP「MINIYA Ai FRAGILE」さんに立ち寄ってみました。

写真はSHOPの店先に広がる農場をバックに、愛車を撮影してみたものです。

多摩湖サイクリング2008/05/06 17:05

多摩湖周遊路にて

今日は朝から雲一つない上天気。連休最終日はのんびりしていようかと思っていたのですが、帰省中にゴロゴロして体重が増えたので、運動のため多摩湖周遊路を走ってきました。

適度なアップダウンを繰り返す多摩湖周遊路は、新緑が眼にも心地よいうえに湿度も10%台と、いかにも初夏の陽気の中、久々に気持ちのよい汗をかいて帰ってきました。(今日の走行距離:約46km)

連休最終日2008/05/06 17:06

この連休期間中も仕事の方がいらっしゃるので、休めるだけありがたいと思うべきで、あまり文句を言うのもなんですが、5月に入ってからの天気のぐずつきようには閉口しました。先月末の週間天気予報では晴れマークが連続していたんですがね。

この連休中は平日に比べてテレビやラジオを見聞きする時間が長かったのですが、どのチャンネルからも「ガソリンの再値上げ」や「硫化水素による自殺」、「バターがない」と言った話題が繰り返し報じられていて、果たしてこの先世の中どうなるのだろうと憂鬱になるばかりです。

まぁなんだかんだ言っても、連休も今日で終わり。明日からまたお互い頑張りましょう。

多摩川サイクリング2008/05/18 20:45

京王線・布田駅にて

GW明けからしばらく慌ただしい日々が続いていましたが、ようやく一息つけるようになり、久しぶりにBlogの更新です。

年に一度程度、戦時中の大型不発弾処理のニュースが報じられています。これまでは比較的遠いところのニュースと思っていましたが、今日は比較的近い調布市内で、住民16000人を避難させて行うことを昨日知ったので、野次馬根性旺盛ですからまずは現場の様子を見に行ってみることにし、ついでに久しぶりに多摩川サイクリングロードを走って、八王子まで出かけてみることにしました。

東京オリンピックのマラソン折り返し地点 朝8時半過ぎに家を出発し、途中「味の素スタジアム」の前の甲州街道にある東京オリンピックのマラソン折り返し地点を撮影しました。

先日亡くなられた市川崑監督の代表作の一つ「東京オリンピック(1965)」では、折り返し地点の沿道観客や係員の後方には、何もない荒涼とした風景が広がる中の一本道の様に見えましたが、40数年後の現在、甲州街道の両側には建物がびっしりで、まったく視界が広がりません。

下布田交差点にて 9時過ぎに甲州街道と三鷹通りが交わる下布田の交差点に到着。すでに上空には何機かのヘリコプターが飛び交い、警察や報道関係者、市区の役員さんでしょうか大勢の人が交差点に集まって、交通規制の準備をしていました。

その後警戒区域の縁を通る形で多摩川方面へ南下。途中で「北京的家庭料理店・金龍門」なる看板を掲げる中華屋さんを発見。結構気になるお店で帰宅後ネットで調べてはみたのですが、情報が少なくて残念。ここまで足を運ぶ事が果たしてこの先あるかどうか疑問ですが、機会があれば出かけてみたいお店です。

京王線・布田駅横の踏切でちょうど遮断機が下り、ふと駅の方を見ると、客扱いを一時中止するために駅員さんが入り口のシャッターを下ろそうとしていていました。また避難途中なのか単に犬の散歩なのかは不明ですが、一組の親子が「こんな事滅多にないから、記念だから(←何の記念なんだよ!)」と言いながら携帯電話で写真を撮っていました。(トップの写真)

多摩川住宅を通り多摩川サイクリングロードに出て川を遡上し、久しぶりに国立から先へ足を伸ばしてみました。

三市二署合同水防演習 途中の立日橋下の河川敷では、「三市二署合同水防演習」と題した多摩川の水害を想定した演習の真っ最中。世界中で自然災害が多発している今日この頃で、関心が高まっているのでしょうか、堤防には大勢のギャラリーが詰めかけていました。

久しぶりに多摩川サイクリングロードを走ってみましたが、立川から先は通称「たいやき公園」下の路面が悪くてぬかるんでいたり、くじら公園の駐車場では駐車する車の渋滞に引っ掛かるなどして、軽快にサイクリングロードを走る事が出来なくなってしまいちょっと残念。心無しかすれ違う自転車(特にスポーツ車)の数も少ないようでした。

今回八王子まで足を伸ばしたのは、上にも書きました市川崑監督の映画「東京オリンピック」の中に、八王子を舞台として開催された自転車競技のシーンがあることをふと思い出して、実際にどんなコースだったのだろうか一部分だけでも走ってみたいと思ったからです。

加住町のピークありがたい事に、今の世はインターネットでちょっと検索ワードを入力すると、とたんに当時のコース(Ken's Page 東京オリンピック)が分かりましたので、今回は「高月町登坂区間」を訪ねてみましたが、想像していた以上に狭い山道で、こんなところをオリンピックで使ったのかと驚いてしまいました。(帰宅後映画のシーン(たぶん加住町のピーク手前のS字カーブあたり)を確認したら、大勢の選手が道幅いっぱいになって坂道を登っていました)

坂の感じとしては、ここまで来るのに結構体力を消耗してしまったので、やっとこ登る様な感じ。もうちょっと体調の良い時にとも思ったのですが、距離が短く周りの風景は残土置き場か何かで、どうにも走って楽しいコースではなかったです。

一度坂道を上り下りして満足したので、帰りは日野から甲州街道に出て、立日橋から多摩川サイクリングロードを使って帰宅しました。(本日の走行距離:約65km)