北軽井沢へドライブ(1)2006/05/01 22:47

乗り合いバス

昨年暮れあたりからのガソリン価格急騰の影響で、さすがに今年に入ってからは遠乗りを控えてきました。

おまけに昨晩の公共放送で、地球温暖化が影響とみられる海面水位の異常上昇で、太平洋の島々が水没の危機にあるとの番組を観てしまうと、太平洋戦争中のスローガン「不要不急の旅はやめよ」が頭に浮かんで、用もないのに車を乗り回すのは申し訳ない気がしています。

とは言うものの、この時期は長年懇意にしていただいている方への挨拶まわりは欠くことは出来ませんので、今日も北軽井沢への日帰りドライブに出かけることにしました。このBlogを開設して以来初めて(!)本格的なMINI関係の記事をお届けします。

さて、写真はスタート地点の前橋市中心部を走る、乗り合いバスの隣に停車した際撮影した一枚です。このバスのボディーには、我がCountrymanと同様に木枠が付いています。

数年前にこのバスを見た時は、木枠の手入れがあまり行き届いていなくて、だいぶシミが出ていたのですが、今日チラと見た限りでは、ニスを塗って結構奇麗になった様子です。

北軽井沢へドライブ(2)2006/05/01 22:52

二度上峠から浅間山を望む

今日のコースは、榛名山の南面を通る国道406号線を走り、旧倉渕村権田地区から二度上(にどあげ)峠を越え、北軽井沢へ降りる県道54号線です。

このコースの愉しみは、数年前に開通した新開地区から二度上峠手前までの快適な道路もその一つですが、何と言っても二度上峠を越えてから正面に現れる、雄大な浅間山の風景に尽きます。

今日は噴煙の影響か?残念ながら少し霞んでいますが、麓の浅間牧場から頂上まで見渡すことが出来ました。

北軽井沢へドライブ(3)2006/05/01 22:55

草軽電鉄「北軽井沢駅」

今日の関東地方は初夏を通り越して真夏の陽気になりましたが、北軽井沢もご多分に漏れず、街の入り口に設置された電光掲示板は、到着した11時頃には既に気温23℃を表示していました。

ところがその後立ち寄った観光協会の人に訊くと、北軽井沢ではまだ桜が咲いていないそうで、毎日気温が大きく変化するので着る物も大変ですと話していました。

さて、写真の神社みたいな建物は、前述の観光協会の隣にある建物で、今から46年前に廃線になった草軽電鉄の「北軽井沢駅」です。

日本初の全編総天然色映画「カルメン故郷へ帰る」(1951年)で、主人公のストリッパー"リリーカルメン"(高峰秀子)が東京から故郷に帰ってくる場面など、複数の場面で登場しています。

北軽井沢へドライブ(4)2006/05/01 22:58

「森の雑貨屋・コロボックリ」の店内から

さて、今回の最初の目的地である北軽井沢のペンションは、急な訪問だったためにあいにく留守でしたので、メモと手土産を置いて次の目的地、碓氷峠下の「コーヒーハウス・ミニミニ」へ2年振りに訪問するため、国道146号線を南下。中軽井沢に出てから国道18号線の旧道を走りましたが、峠道を下って標高が下がるごとに気温が徐々に上がってゆくのがよく分かりました。

「コーヒーハウス・ミニミニ」は、15年近く懇意にしていただいているところで、軽井沢方面への行き帰りには必ず立ち寄るようにしています。

久しぶりに訪ねたお店の皆さんは相変わらずの様子で、昼食を食べたあとはご主人のガレージで雑談をしてたりして過ごしました。

写真は数年前に息子さんが開業した工房「森の雑貨屋・コロボックリ」の店内から見たCountrymanです。

北軽井沢へドライブ(5)2006/05/01 23:04

助手席の「釜めし」

碓氷峠で連想するのは、やはり「峠の釜めし」ですね。

この日の夕食は釜めしにしようと、国道18号線沿いの「おぎのや」さんに立ち寄ってから実家に戻りました。

草津温泉へドライブ(1)2006/05/03 21:05

暮坂峠から草津白根山方面を望む

GW後半初日の今日は、大雨の前日とは打って変わり、絶好の行楽日和となりました。

木枠のニス塗り作業は明日以降にして、今日は母親の実家のある草津町へ、家族と日帰りでドライブに出かけてきました。

いつもは渋川から吾妻川沿いに中之条・川原湯・長野原と走るのですが、今日は連休初日と言うことで渋滞に巻き込まれるのを嫌って、中之条から沢渡温泉を通り、暮坂峠から六合村(くにむら)を経て草津温泉へと向かいました。

写真は、中之条町と六合村の境にある暮坂峠から草津白根山方面を眺めたものです。

真ん中の像は、大正11年にこの峠を越えた歌人「若山牧水」の銅像で、毎年10月20日はここで「牧水まつり」が開催されるそうです。

草津温泉へドライブ(2)2006/05/03 21:07

草津白根山

六合村から国道292号線を走り、草津町に入ってすぐ、目の前に草津白根山の雄大な姿が視界に入ります。

写真の場所の近くには、ハンセン病療養施設があり、日本最初の地方オーケストラである群馬交響楽団の草創期を描いた映画「ここに泉あり」(1955年)で、楽団が雪の中慰問に行くシーンで登場しています。

この日は墓参りに行ったり、温泉に浸かったりして過ごし、夕方前橋に帰ってきました。

さて、明日からいよいよニス塗りを始めます。

木枠のニス塗り(初日)2006/05/04 21:51

ニス塗り初日

恒例のニス塗り作業、昨年は都合で出来ず、今年の連休前半は意外に天気が悪かったり、なんだかんだ用事で延び延びになっていましたが、このところようやく天気が安定してきたので、今日明日は2年ぶりの作業です。

天気の良い2日間をつぶして、我ながら「何をやってるんだか」と呆れますが、木枠付きの車を持つ者の宿命で、仕方がないことですね。

久しぶりの作業で、ニスの希釈具合の勘が鈍ったのか、ちょっと濃いめに仕上がってしまった様子です。

今日は観音扉部分の塗りでしたが、明日は両サイドの作業です。

木枠のニス塗り(二日目)2006/05/05 21:23

看報(新聞を読む)

恒例のニス塗り、前日は後部の観音扉部分を塗り、今日は両サイドの作業です。

前日にマスキングを済ませておいたので、朝一番から下地作りを初めて、午前中の早い時間に一回目のニス塗りが終了。

2回目の塗りまで、数時間乾燥のために待機します。その間を利用して中国語の勉強です。

木枠のニス塗り(おまけ)2006/05/05 21:26

ニス塗り終了(嶺公演にて)

昼食後すぐに2度目のニス塗りを行い、その後乾燥の程度を見ながら、昨日取り外した灯火類やバンパーなどを取り付けて、3時過ぎに一連の作業を終えました。

その後乾燥を促進させるため(?)、赤城南麓のMINI屋さんまで出かけてオーナーとしばらく雑談をして過ごしました。

たまたまお店に2台の木枠付きMINIが置いてあり、うち1台は私と同じように屋外駐車でボディーカバーを掛けて保管しているそうですが、日頃からなるべく走る機会を設けて、風通し良くするなど木枠の管理には注意を払っているとのことです。

機械ものですから、やはり多少は動かすようにしないとエンジンも鈍ってきてしまいますね。少しは見習わねばと思った次第です。

その後南面道路を走り、前橋市北部の嶺公園で写真を撮影してから実家に戻りました。